世界で勝つ条件~ゴリラ並み体力

田村 耕太郎

おはようございます。体力が大事という話です。来月下旬にある新興国の大都市で世界のリーダーたち50名で集まって3日3晩未来について議論する。テーマの例を挙げると「2100年の超大国はどこ?」「2032年の大学の姿は?」「50年後の人類の時間の使い方は?」などとの議論。

メンバーは春にユタで集まった150名の名からさらに50名に絞って濃い面子で行う。場所もチャレンジングな国の大丈夫かという都市を選んでいる。

私以外は自家用機で飛んでくるような連中だ。この集まりの素晴らしいところはスピーカーと聴衆というスタイルが一切ない点。参加者は皆世界で講演する立場にあるが、皆がフェアにとにかく対話・議論する。彼らとユタで議論した時に彼らの準備というか知識とロジックにも感心したが、最も感心したのは体力。

世界で活躍できる人材は、若くても高齢でも凄まじい体力を持っている。とにかく寝ないのだ。寝なくてもパフォーマンスが変わらないのだ。シリコンバレーで活躍する日本人の知人が、「オタクのエンジニアでもやつらの体力はクマ並みだ」と言っていたが、クマ体力と私も言っている。一度ここでアーミテージ氏の化け物的体力(一睡もせずにシンガポール・東京間で話し続ける)を紹介したが、あのレベルの体力を皆持っている。

私は集中力というか思考の持続力は体力と比例すると思う。体力がないと深く長く考え続けられない。世界で活躍したい人は体力をつけよう。体力があれば、頭もよくなる。文武両道は1つの道なのだ。両方やらないとだめなのだ。運動している人はネガティブになりにくいし。体力と知力はイコールとの話でした!