2.5GHz帯の割り当てはオークションで決めよ

2013年07月26日 10:43

2.5GHz帯の周波数割り当てについて、きょうの電監審を前に総務省がKDDIグループに割り当てると決めたとの報道について、ソフトバンクの孫社長が怒っている。

総務省に「審議会も開かれていないのに『電波の割り当ては元総務省の電波部長が天下りしている先の企業に出来レースで決まっているんですか』と抗議。 詳細は下記。bit.ly/14LMGUk


お怒りはごもっともだが、900MHz帯をSBに裁量的に割り当てたとき、私を含む多くの人々が「オークションで決めるべきだ」と主張したのに、それに反対して役所と談合したのは誰だったのか。おまけにSBはイーモバイルの合併で2スロット取り、結果的には電波部をだましたのだから、何をされても文句はいえないだろう。

昨年の電波法改正で、民主党政権は電波の割り当てはオークションでやると決めたのに、総務省は700/900MHz帯を例外とする省令を決めてSBに割り当てた。おまけに自民党政権は、電波法改正案を今年の通常国会に提出せず、撤回する方針を示唆している。しかし電波法改正の閣議決定はまだ生きているので、2.5GHz帯を裁量的に割り当てるのは閣議決定に違反している。

孫氏のいうようにSBは2.5GHzの割り当てを差し止める行政訴訟を起こし、「電波法を早急に改正して2.5GHz帯の割り当てはオークションで決めろ」と主張すべきだ。

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池田 信夫
アゴラ研究所所長 青山学院大学非常勤講師 学術博士(慶應義塾大学)

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