ヘリの墜落は沖縄に限ったことではない

2013年08月08日 11:00

沖縄県の米軍キャンプハンセンで訓練中の米空軍所属HH-60ヘリコプターが、8月5日の午後4時過ぎごろに基地敷地内に墜落し、乗員一名が亡くなるという事故が起きました。沖縄での米軍ヘリの墜落といえば、1999年4月、沖縄県国頭村沖の海上に海兵隊のCH-53Eが墜落し、四名が死亡した事故があります。また死者はいなかったんだが2004年8月に海兵隊のCH-53Dが沖縄国際大学の敷地内に墜落した事故が記憶に新しいところ。軍用系ヘリとして最近の事故では、2009年12月に長崎県で海自のSH-60Jが海上に不時着し、乗員二名が死亡。2010年8月、海保のベル412EPが墜落して乗員五名が死亡。また、2010年10月には大阪府で陸自のUH-1Hが墜落、重軽傷四名を出している。民間ヘリでも最近では、2007年10月に死者二名を出した大阪府堺市の大阪航空機の墜落事故が起きています。


今回、事故を起こしたシコルスキーHH-60ペイブ・ホークは、災害遭難者や戦闘地域で孤立した兵士を救うために開発された機種で、リドリー・スコット監督の映画『ブラックホーク・ダウン』に出てきた機種の姉妹機です。もちろん戦闘に使われることも多いんだが、モザンビークでの洪水救援やスリランカでの津波被災者の救援、米国本土のハリケーン被災地での活動、さらに東日本大震災での救援活動などが知られています。ただ、老朽化が進み、後継機への交代が考えられているらしい。最高速度は360km/h。機体重量は約7.2トン、最大離陸重量は約10トンで3トン弱の物資を搭載可能だそうです。

表題ブログでは、墜落事故の危険を声高に叫ぶだけでなく、少なくとも事故で亡くなった方への礼は尽くすべき、と書いています。市街地から2キロの墜落地点についても、ジェット機ならいざしらずヘリならかなり距離がある。ひょっとすると、機体のコントロールを失ってから乗員の命をかえりみず、市街地からなるべく遠ざかるような努力をしていたかもしれません。訓練の目的は明らかになっていないんだが、HH-60は「レスキューヘリ」という異名の通り救難用にも使う。救難用だからか、オスプレイに比べて事故率も倍くらい高い機種です。2009年にカリフォルニアで乗員三名が死亡していて、米国本土でも死亡事故をけっこう起こしている。

もちろん、沖縄が置かれている厳しい現状とその解決については、他地域の人も真剣に向き合わなければなりません。市街地に隣接して実戦さながらの訓練が日常的に行われています。基地の移転や縮小も含め、日米間でより議論が必要でしょう。これは普天間の移転にも関わる問題です。しかし、前述したように、ヘリの事故自体は特に沖縄だけじゃなく、あちこちで起きている。針小棒大に事を荒立てるばかりでは、普天間問題のような自縄自縛に陥ってしまうのではないでしょうか。

あるエンジニアの呟き
沖縄のヘリコプター事故


『「うちら」の世界』についての一私見
Kousyoublog
コンビニやファストフード店の従業員が、アイスやバーガーのバンズの上に寝転がった写メをネット上に公開する「暴挙」が止まりません。彼らのこうした行動については、どこにでもいる単なる目立ちたがりがネットという道具を使ってるだけだと思うんだが、あちこちのブログで分析が進められているようです。このブログで紹介されているのが「24時間残念営業」というブログの「『うちら』の世界」というエントリー。内容が的を射ている、と話題です。ようするに「うちら」という閉じた狭い世界に限定の思考回路しかないから、ネットという世界中へ拡散するツールを使っている意識がまるでない、ということ。しかし、そんなに難しく考えることはない。若くて思考能力が低い連中というのはいつの時代にもいます。いわゆる「ドキュン」と呼ばれる階層で、矢沢永吉のファンだったり、うっかりするとネトウヨになって新宿大久保でデモしたりする。ほぼ無批判な自民党支持者。ただ、ネットを利用したから連中の「暴挙」が顕在化しただけで、彼らの更正や矯正は難しいと思います。

「艦これ」と見直される歴史認識
日比野庵 本館
中国で発売された軍事シミュレーションゲーム『光栄使命』や米国の同じようなゲーム『America’s Amy3.2』の紹介から、日本のオンラインゲーム『艦隊これくしょん』について書いているブログです。略して艦これ。最初に配備されるのは駆逐艦「吹雪」です。元気のいいJKって感じ。これら艦艇はすべて旧海軍に実在したもので、それぞれのキャラが正確に反映されているようです。旧軍については『丸』とか『航空ジャーナル』あたりを愛読してる軍オタとか歴史好きしか知らなかったんだが、このゲームがそれ以外の若い世代が興味を持つようになるきっかけになっている、と書いています。しかし「脱がし要員」の「摩耶」ってなんなんだ。

東京メトロ・都営地下鉄、終電延長検討へ
気ままな旅鉄人のブログ
すでに東京都では2013年12月より、渋谷~六本木間の都営バスの24時間試験運用を決めています。このブログに書かれているように、この流れは東京五輪誘致を見越したもの。さらに7月30日に、国交省と都、東京メトロは「運営改革会議」なるものを開き、東京メトロと都営地下鉄の終電時間延長の検討に入ったそうです。地下を走る電車だから地下鉄なんだが、銀座線は開業して80年近くが経ち、ほかにも老朽化が進んでいる路線は少なくない。保線管理と安全確保の視点から、地下鉄の拙速な終電延長は危険なのではないか、と思います。

ブログはいつ更新すればいいのか真剣に考えてみた
ONE BUTTERFLY EFFECT
ブログは購読者の性別や年齢層によって、内容はもちろん更新の時間や頻度などに気をつけなければいけない、というブログです。更新する時間は、やはり朝8時、というのが理にかなっているらしい。コレ「おはようございます」の佐々木俊尚理論でしょうか。SNSなどで内容が拡散する時間を考えれば、朝にあげて昼に広め、夜になってさらに読者を増やす、という感じ。曜日で言えば水曜日と土曜日にアクセスが減るようです。この傾向はアゴラでも一緒かな。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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