自殺は予防できるかもしれない

2013年08月23日 11:00

内閣府によれば、2012(平成24)年の自殺者数は2万7858人で、前年比で言うと約9.1%の減になったそうです。かつて3万人を超えていた自殺者数も幸いなことに年々減り続けています。これについては、経済や環境、災害など、様々な理由が考えられます。ただ、経済苦などが原因の自殺も減っている一方で、若い世代、特に20歳以下がかなり増えている。一概に言えませんが、世代間格差や就職難、将来への不安、というのがその理由でしょう。


ところで「自傷」という心の病があります。自分で自分の体を傷つける、という行動。世界中の多くの部族で「通過儀礼」的な儀式として、自らの体に穴を開けたり、傷をつけたり、といったことが行われています。苦痛を耐えることで「大人」として扱われ、受け入れられる、というわけ。もちろん、現代の多くの社会では、自傷行為はネガティブにとらえられています。

しかし、暴走族やヤンキーといった特定の集団では自分の皮膚にタバコを押しつける「根性焼き」といった儀式もみられ、刺青やピアスなどを含めれば近代西洋文明にドップリ浸かった我々の近くによくある行動です。「根性焼き」も仲間意識を高めるために異常な状況で行わることが多い。人間の中には自傷という心の病が埋め込まれているんでしょうか。「自殺」も一種の自傷であり、リストカットなどの延長にある行動なのかもしれません。

表題の記事は科学雑誌『nature』のもので、同誌に掲載された論文を紹介しています。これによると、自殺を予防することを目的に血液を調べてみたそうです。血液の中の遺伝的な因子や特定の遺伝子の発現兆候などから自殺するリスクを評価するらしい。脳はまだまだメカニズムが解明されていないため、血液を利用することを思いついたそうです。

精神的に過酷な状況へ追い込まれ、心の病におかされれば、誰にでも自殺の衝動は襲ってくる。まだサンプルデータが少ないので確かなことは言えないようですが、過度のストレスにさらされたとき、血液検査で自殺を予防できれば、多くの人が衝動的で破滅的な行動から救われるようになるかもしれません。

nature
Predictors of suicidal behaviour found in blood


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高級なスポーツカーなんかに乗ってると、運転が乱暴になったりします。自分が高級でスピードが出るわけじゃないのに、あたかもクルマに成り代わったような気がする。こうした人間の「拡張能力」について書いているブログです。ネットの「お作法」は誰も教えてくれません。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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