初優勝で過熱が危惧される「楽天商法」

アゴラ編集部

個人的な話で恐縮なんだが、こないだスマホを変えました。docomoのガラケーを新しいiPhoneに変えたんです。ドラマ『あまちゃん』見てから近所のdocomoショップに並び、無事に5Sをゲット。それはいいとして、問題はガラケーに入ってたおサイフケータイです。FOMAカードが機能しなくなった携帯電話なんて、ただの箱。しかし、中にはまだSuicaもEdy入っています。どうしたもんかと楽天Edyへ電話。すると「そのまま使い切ってください」とのこと。返金手続きには時間も手数料もかかるから、という理由です。


「どう使うかはあんたに指示されるまでもない」と、どうも腑に落ちない気がしつつ、単なる箱を持ち歩いています。楽天Edyはアプリと付属リーダーでiPhoneに対応するそうなんだが、コレ、iPhoneがおサイフケータイになるわけじゃありませんね。別に楽天Edy付きのカードが必要で、iPhoneは単にチャージするためだけ。例によって紛らわしい話です。

そんな楽天が作ったプロ野球球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」が、パ・リーグで優勝しました。マジック2で迎えた昨日9月26日、西武ドームで行われた試合で西武に4対3で勝利。2位のロッテが負けたため、球団創設以来初の優勝が決まった、というわけです。とりあえず、おめでとうございます。

で、この結果を受け、オーナー企業である楽天が優勝セールを開催しています。表題ブログでは、楽天お得意のメルマガの「罠」を指摘。楽天のメルマガはとにかく厄介で、購入サイトの最後に延々と続くメルマガのチェックリストを外さないとDMメールがワンサカ届く。メルマガ解除の方法も面倒でわかりにくい。うっかり楽天で何か買うと、迷惑メール製造装置が漏れなく付いてくる、と揶揄する人も少なくありません。この商法、いい加減ナントカして欲しいもんです。

よかろうもんブログ
楽天イーグルス優勝セールの「最大77倍」は実現不可能じゃなかろうか。


US bars sale, trade of white rhino horns
PHYS.ORG
象牙のために密猟されるゾウの話は有名なんだが、サイの角も漢方薬の材料などに珍重され、密猟が横行しているそうです。この記事によると、南アフリカでは2012年に668頭のサイが殺されています。もちろん、シロサイなどのサイ類は、ワシントン条約やIUCN(国際自然保護連合)などの機関や条約によって絶滅危惧種に指定されている動物。漢方でサイの角は、コカインや金と同じ値段で取引されているようです。しかし、その効果効能にはまったく根拠はない。アフリカには2万頭以上のシロサイがいて、場所によっては依然として密猟やハンティングの対象にまでなっているそうです。この記事では、米国が国内のサイの輸入や流通を禁止した、と書いています。

朗報! パズドラ、iOS⇔Android間のデータ引き継ぎに9月対応へ
ギズモード・ジャパン
キャリアやOSの乗り換えを後押ししそうな記事です。ためらっていた人も安心、というわけ。『艦これ』のためにノートPCを手放せないんで人のことは言えないんだが、しかし、単に一つのゲームに行動を支配されてしまう、という人が多いんですな。

温暖化ガス説の没落
Open ブログ
先日、IPCCが発表した温暖化についての報告は、ある種、衝撃的でした。これまで二酸化炭素などの温暖化ガスが原因と主張してきたのが、20世紀半ばからの人間による生産などの活動による、という論調に変化しました。熱帯樹林の伐採や砂漠化、都市の拡大など、人間は急速に自然を破壊し、大気循環を疎外してきた。二酸化炭素「主犯説」が破綻するとどうなるか。温室効果ガス排出量取引の再検討が迫られ、京都議定書が効力を失った今、各国政府の政策へ大きな影響を与えるでしょう。原発事故が起きて新たな原発新設は不可能になりました。2020年に25%減、などは絵に描いた餅だ。こうしたIPCCの主張の変化を正確に速く把握理解し、現実的な温暖化対策に取り組んでいくべきです。

Google wants you to live forever
io9
ココでは、この「TIME」を紹介しています。Googleのラリー・ペイジCEOはインタビューで、人間の寿命を延ばすことを目標にした「Calico」という新会社を立ち上げた、と語っている。ガンの撲滅など、健康や医薬といったライフサイエンスを支援するらしい。このプロジェクトにアップルの会長らが関わっているのも興味深い。ガンで亡くなったスティーブ・ジョブズ氏を目の当たりにした米国IT界は、長寿や不老不死へ本気で軸足を置き始めたのかもしれません。彼らは金と技術を持っている。願わくば、なにか成果があったらそれを独占せず、世界万人へ果実を分け与えて欲しいもんです。


アゴラ編集部:石田 雅彦