相次ぐ暴走事故はマンガやアニメの影響が無視できない --- 多田 純也

アゴラ

9月24日の朝、京都府八幡市で集団登校の小学生の列に改造スポーツカーが猛スピードで突っ込み、五人が重軽傷を負い、内一年生男児は意識不明の重体とのことだ。

私は、病気のこともあるし、”車は運転するものではなく、乗せてもらうもの(バスとかタクシーとかね)”という考えなので、原付きの免許すら持ってない上に、これと言って市販の自動車にも興味はない。


だからこそかも知れないが、こうした自分が”某豆腐屋86漫画や湾岸深夜漫画”に影響されて、自分の力量も測れずに車を改造し、こうした危険なドリフトや暴走行為に及ぶ連中が理解できないし、正直許せない。
所謂、”ドリフト族”の類や、”某藤原クン気分”の連中が気に入らない。
何が、”公道最速!”だよ!馬鹿じゃねえか!?

現在、CSのアニメ専門チャンネルANIMAXにて、件の某豆腐屋86漫画原作のアニメが深夜に放送されているが、番組冒頭に言い訳めいた「この作品に登場する人物やらなんやらはフィクションです。交通ルールを守りましょう」的な一文が出るが、内容はお洒落なBGMが流れる中、CGで描かれた改造車が、猛スピードで”公道最速”の座をかけて峠でのレースを繰り広げるというもの。
間に入るCMも、86改造専門店という徹底ぶり。
そりゃあ、こんな番組や原作漫画を見れば勘違いして、「ボクも某藤原クンみたいに公道最速を目指すぞ!カッコ良くドリフト決めてやるぞ!」となるのも無理は無い。

普通に走っても自動車は、”走る凶器”だ。
それが改造自動車で猛スピードで突っ込んできた日には、凶器なんてレベルではない。
件の漫画やアニメだけでなく、某プロレーサーによるドリフト専門DVDや専門誌もあると聞くが、そんなもん読んで己を知らずに暴走する勘違いドリフト族ほど危険なものはない。

私は元々、こうした現実の事故や事件にサブカルチャーなどの影響があるという意見には否定的だったが、こうした事故が続くようでは考えを変える必用があるようだ。
勘違いドリフト族の皆さんには、”何故、自動車の運転には免許制度が必要なのか?”ということを、じっくりと自問して、危険な運転や、まともに制御できないような改造は控えていただきたいものだ。

そして、こうした勘違い連中を煽るような漫画やアニメや関連のメディアには、自分たちの作品が間接的とはいえ、こうした悲劇的な事故や事件を生んでるということを自覚していただきたい。
そして、出来たら自動車免許を取得できる年齢の引き上げや、定期的な安全運転講習会への強制参加制度などが出来る事を望みたい。

多田 純也
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