札幌の地下鉄が暖房ゼロを決定、ってもはや北朝鮮的発想? --- 渡辺 龍太

2014年12月10日 12:25

札幌の地下鉄で、今年の冬は暖房をガマンする事にしたという衝撃的すぎるニュースを目にしました。

札幌地下鉄、今冬は暖房オフ 「原発に頼らない社会の実現のため」

暖房をかけなくても気温が10度位は保たれるという事で、地下鉄の暖房はカットする事が決定されたそうです。それにしても、これが日本で起きたニュースなのかと、目を疑う内容です。


もちろん、企業がコスト削減の一環で、熱を保ちやすい地下鉄構内では厚着をしている人もいるので暖房が不要という、科学的データに基づいて結論に出したというのなら違和感を覚えません。

しかし、札幌の地下鉄を運営する札幌市は、別の理由を高らかと掲げています。ここまで極端な決定がなされたのは、『原発に頼らない社会を実現するため』という事だそうです。

言葉を付け加えれば、札幌市は『(国民の最低限の生活レベルを引き下げる事に頼り、)原発に頼らない社会を実現しよう!』と宣言しているとも受け取れます。

なんか、北朝鮮的な印象を受けます。なぜなら、北朝鮮は本当に必要なのか分からない政策実現のため、国民の生活レベルの低下などを一切考えていないような行動を取るからです。即刻脱原発を行う事だって、本当に必要なのかは意見の割れる政策です。なのに、その実現のために、札幌市は国民生活のレベル低下を強いると決定しました。

脱原発派の方の中には、原発がある事自体がプルトニウムの保有となり、戦争に繋がる様な危険なことだと主張する人もいます。しかし、私には国民生活の低下を気にせず強いる様な決定を躊躇なく行う政治の方が、『欲しがりません、勝つまでは!』的な戦争の目の様な気がしてしまいます。脱原発派の方々には、もっと放射能被害などの原発関連の被害以外の面でも、周りの人を温かい目で見て欲しい気がします。

渡辺 龍太
WORLD REVIEW編集長
主にジャーナリスト・ラジオMCなどを行なっている
著書「思わず人に言いたくなる伝染病の話(長崎出版)」
連絡先:ryota7974アットマークgmail.com
Twitter @wr_ryota
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編集部より:この記事は渡辺龍太氏のブログ「ネットメディアプロデューサー 渡辺龍太のブログ」2014年12月9日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった岡本氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はネットメディアプロデューサー 渡辺龍太のブログをご覧ください。

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