ガラスは液体なのか固体なのか

2015年02月05日 23:08

よく古い洋館などへ行くと、建造当時のガラス窓が歪んだ状態ではまっていたりします。観光地などでガラス細工を自分でやったことのある人ならわかると思いますが、ガラスというのは高温では柔らかい。粘性のある物体で冷やされるにつれて固化し、ガラス板やコップなどになります。


また、古いガラス窓は時間の経過とともに重力によって下のほうが厚くなる、という話もよく聞きます。固化したガラスも長い年月のスパンでみれば粘性のある液体のようなもの、というわけです。固体、というのは、ある物質を構成する分子が規則正しく配列されて動かない状態らしい。しかし、ガラスの分子は静止せずにゆっくりとですが動いているそうです。

ところが表題のリリースによれば、京都大学の山本量一教授らはガラスが「固体」であることを証明することに成功した、と書いています。この研究では、コンピュータシミュレーションと情報理論を組み合わせ、ガラス状態の物質が低温で高密度になれば、固体の性質を持つ領域が増え、その部分の分子が正二十面体などの構造になっていることを発見したそうです。

固体状態とはいったい何か、液体ではないことに何か意味があるのか、という部分で批判も出ているようですが、水では液体と固体が、つまり水と氷が混ざり合ったスラリーアイスというシャーベット状の状態になったりします。一種のお粥状態であり、この物質が果たして液体なのか固体なのかは悩ましいことでしょう。いずれにせよ、ガラスが固体である、と証明されれば、建材や用材などの分野で影響があるのかもしれません。

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今回の研究で発見されたガラスが固体と証明する分子構造の正二十面体。1952年、Charles Frank卿(ブリストル大学HH Wills 物理学研究所)により安定構造として予見された。正3角形20枚で構成される多面体で、3次元空間では最大の面数を持つ正多面体とされる。京都大学リリースより。

京都大学・研究成果
ガラスは本当に固体か? -コンピュータシミュレーションと情報理論による予測-


ハイレゾ普及が日本人のオーディオ魂に再点火
Blog vs. Media 時評
家電量販店のオーディオコーナーへ行くと、もうハイレゾハイレゾのオンパレードです。しかし、オンパレード、という言葉も古い。すでに飽和状態のオーディオで、にわかに出現した市場という位置づけになっている。しかし、日本の住環境でいくら金を掛けても「いい音」には到達できないような気もします。村川透監督の松田優作主演映画『野獣死すべし』(1980年)で、主人公が完全防音の地下室でショスタコーヴィチを聴くシーンがありますが、あれくらいの環境がないとハイレゾにしてもね。しかも、音源のサイズはめちゃデカいです。

3D Printed CAMpanion Pairs Your GoPro With Your Mobile Device for Easier Shooting
3Dprint
米国でiPhoneがAndroidを抜いた、と話題です。この記事では、米国発のiPhoneガジェットを紹介しています。こちらも米国発のGoProのカメラをiPhoneなどのスマホに合体させるケース。GoProは画像モニタリングが小ないので、専用アプリと連携させてスマホの大画面で確認できる、というわけ。クラウドファンディングで資金を調達中です。どちらも日本発のデジタルガジェットではありませんが、なかなか絶妙なカップリングかもしれません。
Rollercoaster ride with my CAMpanion

【テレビ朝日】実は危険なヘリウムガス…12歳アイドルが意識不明に
東京BREAKING NEWS
夜のニュース番組がネット上で総攻撃を受けるなどして炎上中のテレビ朝日ですが、別のところで深刻な事故を起こしていたようです。2月4日、人気女性グループももいろクローバーZ(ももクロ)が所属するスターダストの「3Bjr」という部署が記者会見し、1月28日の同事務所の冠番組『3Bjrの星くず商事』収録中に、ももクロの妹分「3B junior」のメンバー一人が、番組が用意したヘリウムガスを吸って意識不明となり、病院へ搬送されていた、と発表しました。1週間以上も事故を隠していたこともあり、テレ朝憎しのネット民により、さらにアンチももクロも乱入し、ネット上ではさらに炎上しています。ちなみに、3Bjrというのは芸能3部、という意味で、3B juniorのメンバーは26人。モデルや役者の事務所であるスターダストでは3番目の部署、ということのようです。

Live-Action Robotech and Astro Boy Movies Take Flight
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Filmschoolrejects
手塚治虫原作の『鉄腕アトム』は英題『Astro Boy』と言います。ハリウッドは常に新しいリメイクソースを探していますが、今度はこの『鉄腕アトム』に食指を動かした様子。手塚プロもからんで実写版を企画しているらしい。映画化はワーナー・ブラザースにだそうです。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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