アップル・ウォッチ、アメリカ人の評価は? --- 安田 佐和子

アゴラ

apple-watch-dial-crown-657x360

アップル・ウォッチの機能、価格などが発表されました。 株価は、一時2%超の上昇を遂げてからいったん前日終値を割り込んで0.4%高で引け。投資家はアップル・ウォッチのバッテリー持ち時間を嫌気して売りを仕掛けたものの、アップルの投資判断を2011年から「アウトパフォーム」で維持するサンフォード・バーンスティーンのアナリスト、トニー・サコナギ氏が鼻息も荒く「10億本を売り上げることも可能」と強気見通しを示したこともあり、持ち直しました。


では、アメリカ人の評価はどうなのでしょうか?CNBCが世論調査を元に、明らかにしています。

Q1.アップル・ウォッチを買いますか?

applewatch-1

Q2.349ドルからの価格設定は高過ぎますか?

applewatch2

Q3.どのアップル・ウォッチが一番見栄えが良いでしょうか?

appplewatch-4

アップルはiMacをはじめiPod、iPone、iPadを世に送り出し斬新なデザインでテクノロジーの進化をけん引してきました。成功の陰で、1983年にはオフィス向けコンピューター”LISA”、1993年には個人用携帯端末”ニュートン・メッセージパッド”、1996年にはゲーム端末機器”ピピン・アットマーク”、1998年には”USBマウス”、2000年にはコンピューター”パワーマック・G4・キューブ”など、失敗作も存在します。”アップル・ウォッチ”は甘い果実をもたらすのか、それとも酸っぱい結果に終わってしまうのか。CNBCの世論調査だけを汲み取ると「どのアップル・ウォッチの見栄えが良いか」との質問で「分からない」、「すべて良くない」との回答が合わせて47%を占めており、強気なアナリストの予想が的中するかは微妙な情勢です。

(カバー写真:Yahoo! Finance)


編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2015年3月9日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった安田氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。