代案を出さないネガティブな人は付き合ってはいけない --- 内藤 忍

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人生において大切ことは、「誰と付き合うか」ではなく「誰と付き合わないか」だと教えてくれたのは、一緒に仕事をしていた大学時代のクラスメイトでした。仕事でもプライベートでも、社会のルールを守らないような非常識でトンデモない人と付き合うと、その後トラブルに巻き込まれ、膨大な時間とコストがかかってしまう。そんな人は論外ですが、そこまでいかなくても付き合ってはいけない人がいます。
それは、代案を出さない「ネガティブな人」です。何か新しいことをやろうとすると、「無理です」「できない」「リスクがある」と否定するだけで、どうやったらできるのかを考えることもしない。あるいは、人を批判するだけで、建設的な提案がまったくできない。

仕事でもプライベートでも、そんな人とは付き合ってはいけません。その理由は2つあります。

何より、まずそんな人と付き合ってしまうと、そのネガティブなエネルギーによって、本当は実現できたことが、実現不可能になってしまうからです。

そしてもう1つの理由は、そんな人と付き合っていても、楽しくないからです。

物事を否定から入る人には、未来がありません。自ら否定することで、未来に開いているはずの窓を自分から閉めてしまっているからです。

逆に、逆境においても新しいアイディアで現状を打開しようというポジティブなエネルギーを持っている人と付き合っていると、良いことがたくさん起こってきます。

少しでも可能性のあることにチャレンジして、全力を尽くし、その結果を潔く受け入れる。そんな行動をしていると、毎日が前向きで、清々しく、結果に悔いがありません。そして、そんなライフスタイルの方が、なりたい自分に近づくことができ、無理だと思っていたことが実現してしまったりするのです。

だから、誰と付き合わないかによって、人生を大きく変えることができます。

私自身、ここ数年ネガティブなオーラを自分の周囲から極力排除することで、自分の周りの環境に劇的な変化が起こりました。自分が努力するだけではなく、周囲の環境によって人生は変わっていくことを実感しています。

ポジティブな人たちと、ポジティブな環境で、楽しく生活しているだけで、自分では何もしていないのに、やりたいと思っていたことが次々と実現していってしまう。何だかスピリチュアルな世界の話のようですが、そこには合理的な理由がある。いずれそのことについても書いてみたいと思っています。

(写真はスタディツアーで宿泊したホテル屋上のプールから。ここにもネガティブなオーラはまったくありませんでした)

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編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2015年6月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。