ロボットがもたらす「ユートピア」とは

2015年06月29日 00:54

ロボット技術の急激な発達が指し示す未来は、いったいどのようなものになるのだろうか。今ではユートピア的な意見はほとんど姿を消し、映画『ターミネーター』や『マトリックス』のようなディストピアへの警鐘を鳴らす人も多い。

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だが「二人のスティーブ」の一人、Apple社をスティーブ・ジョブズと一緒に立ち上げたスティーブ・ウォズニァック氏は、ちょっと違う未来を予想しているようだ。この記事によると彼は、人類が賢く振る舞うなら、という前提付きで、人類はまるでロボットのペットのような存在になるだろう、と言ったらしい。

ギリシャ神話には、人形に魂を吹き込みたがったピグマリオン(pygmalion)という王が出てくる。教育心理学には、教師が期待することで子供の学習効果が上がる、というピグマリオン効果というものがある。一方、ユダヤの伝承には、制御不能になる泥人形ゴーレム(golem)がいるが、教育心理学でピグマリオンの逆はゴーレム効果だ。

確かに、人工知能(AI)技術は、人類が世界中にバラまいたバグや間違い、スパムなどを取り除くために使われることが多い。映画で描かれたディストピアの多くは、人類が愚かなためにロボットに支配される未来を招いた、という内容になっている。ロボットやAIへの恐怖は、人類が自らを映し出す鏡を眺めているようなものなのだろう。

INTERNATIONAL BUSINESS TIMES
Apple co-founder Steve Wozniak: Humans will become the pets of robots – in a good way


7月5日ギリシャ国民投票?!ギリシャ支援6月末打ち切り決定も
ひろこの”ボラタイル”な日々
ギリシャ人というのは浮き世離れしてるというか世の中をなめてるというか、債務不履行の締め切りが6月末なのに、自国に対する支援条件を決める国民投票を7月5日にするという、なんとも理解に苦しむ判断をしているらしい。ヨーロッパのほとんどは地続きなので、どこも過去をたどっていけば血縁関係みたいにどろどろした関係がある。ギリシャというのは、ヨーロッパ諸国にとって迷惑をかける厄介な遠縁の大伯父、といった存在なのかもしれない。300年近く鎖国していた島国の日本、そして似たような近世史を持つ周辺アジア諸国にはよくわからない関係だ。

Univision refuses to air Miss USA pageant after Donald Trump’s comments on Mexican immigrants
BUSINESS INSIDER
米国の不動産王ドナルド・トランプ氏といえば、各方面に波紋を投げるお騒がせ男として有名だが、2016年の大統領選挙へ立候補するらしい。さらに、立候補への出馬を表明する際、メキシコ人に対して差別的な発言をしてちょっとした騒ぎになっている。トランプ氏は自身が主宰する財団を通して世界三大ミスコンの一つ、ミス・ユニバースへ米国NBCグループと一緒にスポンサーになっているが、彼の発言に米国内のラティノ系市民が反発。中南米全体を巻き込んだミス・ユニバースのボイコット運動へ飛び火しているようだ。中南米系の米国有権者は全体の役17%で、大統領選挙では当然、無視できない存在。彼らを敵に回したトランプ氏は、おそらく大統領選挙への立候補を撤回するだろう。

日本の電動バイク、「マン島 TT レース」でまた優勝– 電池は日立マクセルが開発
えん乗り
英国の大ブリテン島とアイルランドの間に位置する淡路島ほどの大きさのマン島は、正式には英国領にもアイルランドにも属さない行政区を持つ半独立国だ。かつてはタックスヘイブン的な存在でもあり、英国の富裕層が住所を移していたこともある。この島で有名なのは、オートバイレースだろう。HONDAの創業者、本田宗一郎は、このレースでの優勝を目標に社内の求心力を高めた。1959年に初挑戦し、3度目のチャレンジで2クラスで1位から5位まで独占する快挙をあげる。この記事では、マン島のオートバイレースに2009年からエントリーした「TT Zero Challenge」という二酸化炭素を出さないルールのカテゴリーを紹介している。マクセル製電池を搭載したHONDA系チューニングメーカー無限のマシンが活躍しているようだ。

ニュースアプリ競争、その終わりと始まり/見えてきた新たな基準
藤村厚夫 Media Disruption
米国におけるCircaとBuzzFeeDの比較から、これからのニュースアプリを考えているブログ記事だ。我々がスマホなどで見ているニュースアプリ経由の記事は、いったいどのようなものが求められているのか、これを読むと少しわかる。キーワードは「読了感」かもしれない。読者が「わかった気になった」という満足度を提供することが重要なのだろう。


アゴラ編集部:石田 雅彦


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