ビジネス本の売れ行きは「タイトルが6割」 --- 内藤 忍

2016年01月29日 11:30

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昨年の夏に「初めての人のための資産運用ガイド」を出版して、10万部を達成することができました。次の作品は3月の出版を目指して、執筆中です。内容も作り込まなければいけませんが、タイトルはもっと悩ましい問題です。

編集者の方に調べてもらったところ、書店で動きの良い資産運用系の本のタイトルにはいくつかの傾向があることがわかりました。例えば、下記のような4つのパターンです。

<基本的で分かりやすいことを前面に押し出したタイトル>
「難しいことはわかりませんが」「いちばんカンタン!」など

<読者が望んでいる具体的な成果を示したタイトル>
「お金の増やし方」「不動産投資で儲ける!」「会社に勤めながら資産をつくる」など

<お墨付きを与えるようなタイトル>
「めちゃくちゃ売れてる株の雑誌が作った」「東大院生が考えた」「現役不動産仲介営業マンがこっそり教える」「トップエコノミストが教える」など

<具体的なアクションを指示するようなタイトル>
「妻に不動産投資をさせなさい」「都市型新築アパートに投資しなさい」など

このような方向性に、定番の「~教科書」「~入門」「~術」「~方」といった言葉を組み合わせるといくつかのパターンが見えてきます。読者の皆様にアピールできるタイトルの方向性がどれなのか?ご意見を伺いながら編集者とも相談して決めていく予定です。

今回の書籍は、投資未経験者にも手に取ってもらえるような入門書にしたいと思っています。前作も初心者が読者層でしたが、さらに違った切り口で投資に興味を持ってもらうきっかけになる本が目標です。内容は勿論重要ですが、ビジネス本の売れ行きは今や「タイトルで6割決まる」というのもまた現実なのです(以前は4割だと思っていましたが、最近はさらに大きな要因になっていると感じています)。

また、タイトルが決まると、内容に関しても方向性が見えてきて、文章全体もしまってくるから不思議です。いずれにしても、3月の発売ということになると、2月の上旬には出来上がったゲラ(写真)に赤字を入れて、図表も修正して編集者に戻さなければなりません。

内容の大枠は出来上がっていますが、細かい表現や、見やすい図表などは気になりだすと最後まで、キリが無くなってしまうのが毎回の恒例になっています。今回も最後まで粘って、少しでも満足できる作品に仕上げたいので、これから気合を入れてデスクワークに励みます!

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※内藤忍、株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年1月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。


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