技術、デザイン、教育、ビジネスを結合します。
Cコンテンツ、iイノベーション、Pプログラム。CiPは、デジタルとコンテンツの産業集積地を構築します。表現と技術で社会を革新する。言い換えると、Cクリエイティブ、iイノベーティブ、Pポップ。内外から資源を集め、集中投下し、産業文化を生産・発信します。
機能は4つ。1) 研究開発、2) 人材育成、3) 起業支援、4) ビジネスマッチング。技術を生み出し、人を育てて、それを産業として押し出し、世界にビジネスを広げる。そこから生まれたテーマを研究する。そのサイクルを描きます。
開発から育成、産業化までを一気通貫で行います。日本で成功したモデルは存じません。だから挑戦です。軍事技術の研究から発生したインターネットがネットビジネスを生みました。70年代にMITが開発したゲーム技術が日本のゲーム産業を生みました。
アメリカは大学が存在感を発揮しています。Googleはスタンフォード大学が生み、facebookはハーバード大学から現れました。日本も、学に発動させたい。産官学が集う拠点を作ります。
研究者、デザイナー、クリエイター、起業家、経営者、オタク。多彩なバックグラウンドを持つ内外の人たちが集う磁場となります。
編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2016年3月3日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。