クラウドファンディングの火を灯し続けたい

家入 一真

campnew-1ご報告が遅くなりましたが、2016年2月にクラウドファンディングCAMPFIREの代表に戻りました。

経緯や思いにつきましては、ここら辺を読んでいただければと思います。

クラウドファンディングの原点に戻るーーCAMPFIREが手数料を5%に引下げ、代表は家入一真氏が復帰

クラウドファンディングのCAMPFIREが手数料を20%から5%に大幅引き下げ「小さな声も拾い上げられる場所に」

また、大幅な戦略や組織の変更も行い、この数ヶ月でかなりのリリースを出しています。

CAMPFIREが目標金額を達成ならずとも資金の受け取りが可能な「All-In」の仕組みをリリース

クラウドファンディング掲載数は前月比14倍の勢いに、CAMPFIREが次に推進するのは「地域活性化」

地域にクラウドファンディング活用の道をーーCAMPFIREが九州支社を設立、熊本地震の復興支援も

CAMPFIREは数あるクラウドファンディングの中で最安の手数料5%(他社は10-20%)ですし、

相談やサポートもちゃんと対応させていただきますし(スタッフめっちゃ増やしてます)、

振込は最短15日とどこよりも早いし(他社は1ヶ月-2ヶ月後)、

即日掲載ですし、

PVもめっちゃ伸びてますし、

もううち使う以外考えられないと思います。

是非クラウドファンディングをお考えの方は、CAMPFIREからご連絡ください。

てか、正直、このまま「クラウドファンディング」って枠の中だけでやっててもダメだと思ってまして、
僕らはヒョイっと越えていきます。
どんどんリリース出るのでお楽しみに。

最後になりましたが、戻るにあたり宣言文(ポエム)を書いてみました。


小さな火を灯しつづけたい

「クラウドファンディング」という言葉がまだ浸透していない頃、
CAMPFIREは国内のカルチャーやクリエイターを応援したいという思いから、「マイクロパトロンプラットフォーム」として5年前に立ち上がりました。

その後も様々なクラウドファンディングサービスが出てきました。
今では200サイトほどあるとも言われています。

数千万といった高額支援のプロジェクトが話題を集めることもあれば、 「クラウドファンディングブームはもう終わった」なんて言う人もいます。

ここでぼくらは一旦立ち止まって考えたい。

クラウドファンディングの本質とはなにか。

それは、名前もない、お金もない、挑戦者の、
声なき声を、ネットをつかって多くの人に届けるということ。
そして応援してくれる人たちを巻き込んで、活動への支援を集めること。

手数料をなぜ下げるのか。それは1円でも多くクリエイターの手に渡すため。
審査をなぜ無くすのか。それは1人でも多くのクリエイターの夢をかなえるため。

個展をやるために10万円を集めたい。
自宅の1階を改装してママカフェを立ち上げる費用30万円を集めたい。
自主制作の映画を撮るために50万円を集めたい。

5000万円のプロジェクトひとつより、
50万のプロジェクトを100個、5万のプロジェクトを1000個たちあげたい。

声なき人の、小さな挑戦を増やしたい。

継続して活動を応援し続けていける居場所をつくりたい。

キャンプファイヤーは変わります。

小さな火を灯しつづけるために。


編集部より;このエントリーは、連続起業家、家入一真氏の公式ブログ2016年6月2日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、Ieiri blog をご覧ください。