4連ポスター支持政党なしの自由すぎる選挙ハック

2016年07月06日 06:00

本日の候補者レポートは、「支持政党なし」さんです。
代表の佐野候補と大槻候補にお会いしてきました。

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選挙ドットコムに記事を公開したので是非ご一読ください↓
選挙の法律を徹底的に調べ上げた「支持政党なし」|最年少区議の選挙現場レポート

支持政党なしさんは、その斬新すぎる団体名、また4枚連続のポスター戦略など、常識を打ち破り確実に認知度を高めています。

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-(伊藤)選挙掲示板のポスターが4つ並んでるのはすごいなと思ったんですけど、どういう経緯で決まったんですか。
大槻候補:あれは僕が候補者に決まる前から決まってたんですよ。さすがだなあと思ったんですけど。逆転の発想というか。
僕も候補者のポスターには何書いても良いということは知ってましたけど、やっぱり本人の名前は書かなければいけないのかと思ってましたんで。それすらもなくしてしまって、それが個人のポスター。しかもそれが4枚。
4枚つけるって時点で、(掲示板に)貼る人が迷っちゃうじゃないですか。23番はこれつけて、24番にこれつけてみたいに。一緒にした方が迷わないんで、今回お手伝いしてもらう方へもお願いしたかったんですよ。

確かに別のポスターを別の場所に4枚貼るのは相当面倒で、間違えるリスクも高まります。

支持政党なしさんが行っていることはまさに「選挙ハック」です。

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なぜこのような戦略が必要なのでしょうか。

東京選挙区の候補者は31名もいます。
皆さんは、その中で何名の候補者のことを知っていますか。
あるいは、何名の候補者を投票先として検討していますか。

政策までは調べられるかも知れませんが、31名もいると人間性まで見極めて投票すること自体は難しいですよね。

これだけ人数が多ければ、まずは選択肢にすら入りません。
有権者の選択肢に入るためには、主要政党に入るか、最初から有名人が立候補するしかありません。

あくまで選挙とは投票用紙に候補者の名前を書くことであり、良い政策を持っているから当選するということでもありません。

だからこそ、賛否両論ある中で注目を集めていることは戦略的に正しいのです。

まれに誤って書いてしまうこともあるかもしれませんが、支持政党なしさん自体にも魅力があります。

デジタルファーストな方向性を打ち出しています。

1億円の世代間格差を抱えた若い世代にとって、今どう頑張ってパイの奪い合いをしても不利になる税金の使い道を議論することは、不毛にさえ思えるときもあります。

そこで、テクノロジーを活用することで根本から社会を変えようとする姿勢に対して、直感的に共感する若者は必ずいると思います。

本当にクリエイティブな陣営だということが伝わってきます。

-(伊藤)なるほど。本当に面白いと思いました。今まで見たことないですからね。どうしたらこのようなアイデアが出てくるのでしょうか?
大槻候補:なんでも突きつけめるんですよね。政見放送の時も、プロンプター(原稿映像を流す機械)と言ってよくオバマさんとかも使っているものがありますが、使って良いことになってたんです。でも、結構値段するんですね。単純にテレビモニターをおけば良いんじゃないかという話になって、結局うちらはそれをやったんです。
でも結局それが、実は、東京の放送局ではやってる政党さんもありますが、地方ではほとんどやってないらしくて、凄いねと言ってました。すごくもなんでもないんですけど(笑)普通にモニターつないで、ムービーメイカーで文字をテロップみたいに流して。
佐野が意見を投げかけて、「僕、ムービーメイカー使えますよ」と言ったら、それでやりましょうということになりました。

-(伊藤)選挙のコストをかける必要はないですからね。
大槻候補:政見放送を見ていただくと、支持政党なしの候補者は、ほぼみんなカメラ目線です。あと、紙巻く音とかしないですからね。アナログだと紙巻いてますからね(笑)

-(伊藤)それは知らなかったです。クリエイティブな発想ですね。
大槻候補:佐野は、「これやって良いのか」とか、どんどん突き詰めていって、それであのポスターになっていきました。それはやっぱり、彼の探究心ですね。
別に大したことはやってないんですよ。お金が無いから、お金が無いなりに(笑)

こうして、工夫をするということは、公共経営の分野にも当てはまります。
これまでの政治は際限なく予算を積み上げ、将来世代にツケを回してきましたが、自由でクリエイティブな発想こそ必要な感覚ではないかと思います。

インターネットを活用した直接民主制には、今でも可能性を感じています。

現状で政治参加が十分に行える環境だとは思わないし、政治家以外の人たちが直接的に政治に携われるようにしていきたいと思っています。

支持政党なしさんが立候補することで、新しい政治のあり方を議論する機会になれば幸いです。

それでは本日はこの辺で。

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