元劇団四季主役・熊本亜記さんが語る「夢の叶え方」

このエントリーは連載ものです。
第1弾 なぜ子供はプロ野球選手に憧れるのか?教育の可能性と責任

何が好きな仕事か」、「どういう才能があるか」は、実は、親も先生もそして本人もよく分からない。だからこそ、子どもたちに、さまざまな機会を提供することが大人の役割だと思う。

長島大陸Nセンターでは、社会の第一線で活躍する方々、特に人工知能やロボットに置き換えられにくい分野で働く方々をお招きし、「夢の叶え方」講座を定期的に開催することにしました。

第1弾は、劇団四季でライオンキングのナラ役などを務めた熊本亜記さんに来ていただきました。

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(役場の活用されていないスペースが、居心地がいい空間に生まれ変わりました!)

◆劇団四季を目指した理由
もともと舞台に立ちたいわけではなかった。高校時代は楽器をやっていました。あるとき、たまたま連れていかれたスクールのみんなが、劇団四季を目指していた。そのとき目指せば四季に入れるんだと思った。なれるんだったらやりたいなと。

◆3回目の正直
1年目は書類審査、2年目は実技試験で落ちました。1年目は書類で落ちたので、四季の卒業生にいろいろ聞いて、とにかくどれだけ入りたいか熱意を伝えたり、トーシューズの写真の取り方を工夫したり・・・いろいろしましたね。2年目は実技で落ちたが、そのときも諦めようとは全く思わなかった

だって、演出家の浅利慶太先生が「3回落ちたら諦めてください」と受験生みんなに言うわけですから。ならば、まだチャンスがある、もう一回受けようと。

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◆研修生が1年で主役に

3回目の正直で四季に研修生として入団したのですが、翌年にはライオンキングのナラ役(主役)に抜擢されました。いじめはなかったですが、先輩たちの嫉妬がすごかったですね。

50名いた同期は、1年で25名になっていました。「慣れだれ崩れ、去れ」と、いつも演出家に言われています。「明日から来なくていいよ」と言われる厳しい世界

あの頃は朝10時から練習して、終電間際の24時まで練習していました。好きだからこそ必死になれたし、意地悪にもなれたんですね。その濃密な時間を共有する仲間がいたのが財産です。

もっと知りたい!
植田景子 Can You Dream ? ~夢を見るパワーを与える本~

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編集部より:この記事は、鹿児島県長島町副町長、井上貴至氏のブログ 2016年9月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は井上氏のブログ『「長島大陸」地方創生物語~井上貴至の地域づくりは楽しい~』をご覧ください。