民進党の難しい選択

2016年10月08日 18:00

蓮舫さんで建て直しが出来るようになるのかな、と思っていたが、なかなか難しそうである。

二重国籍問題が判明する前の蓮舫さんと二重国籍問題が判明した後の蓮舫さんではまるで別人である。
同じ人物であるのに、たった一つの出来事で人の印象がガラッと変わってしまう。

元々抱えていた問題だったので、それが表に現れようが現れまいがご本人の人物や能力には何の変りもないのだが、隠れた事実の現れ方によってその後の展開が大きく左右される。

今の民進党にとっては、致命傷になるような話なんだと思う。

頑張ろうと思っていても、頑張ろうと思って力を籠めた途端に力が抜けるようなものだから、まるで穴が開いた風船やパンクしたタイヤみたいなものである。

民進党の皆さんにも時にはガンバレ、ガンバレと声援を送るのが普段の私なのだが、今の民進党に向かってガンバレ、ガンバレと言っても、民進党のどなたに、民進党のどんなところに向かってガンバレと言っているのかよく分からないところがある。

私の見るところ、今の民進党も蓮舫さんも、ボロボロである。
野党第一党としてしゃんとして立て、と声を上げたいところだが、何かずっと大きな隠し事を抱えているような後ろめたさがあるようで、どう言い繕ってもスッキリしない。

表看板にしてはいけない人をうっかり表看板にしてしまったのかしら、とまで思わざるを得ない。
ああ、まるで地下鉄でよく見たポスターのようだな、と思っている。

美しい女性の顔写真が貼りだされていた。
美しいのだが、額の真ん中に大きな皺が描かれている。
その皺ひとつで美しい顔が急に老け顔になってしまう。
大きな黒髭が描き添えられているだけで、あの美しい顔が一変してしまう。

蓮舫さんは美しく、カッコいい人だ。
しかし、今は額に皺が描かれており、鼻には大きな黒髭が描かれているようなものである。

皺も黒髭も誰かが描き添えただけのものなのだが、その描き添えられたものを取り除かないと本来の美しさを発揮できない。

顔を洗って出直した方がいいだろう。

単なる外目から見た印象でしかないのだが、いつまでもそのままにしておくと、今のその顔が民進党になってしまう。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2016年10月8日の記事を転載させていただきました。転載を快諾いただいた早川氏に御礼申し上げます。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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