帰っちゃった騒動。音喜多幹事長に反論はしないが一言

川松 真一朗

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

帰っちゃった騒動

さて、24時間前から続いた「都議会帰っちゃった騒動」は最終的に25日の24時前に収束しました。音喜多先生が「逆ギレに責任転嫁…「コップの中の嵐」を続ける、恥ずかし過ぎる都議会の実態」が書かれており、私のところにも「何か意見はないのか?」というメール等を多々頂くので少しだけ触れさせて頂きます。

高木幹事長の緊急声明

25日に高木幹事長が出した緊急声明。

議事部長、管理部長は知らず

こちらに対して、事実とは事なると非自民連合の知事与党側が述べられているようです。但し、この声明も公式見解として発表しているので、都議会自民党としても適当には出していないのです。どういう事か、本日この文書を私がプレスの皆様へお渡しましたが、東京都議会議会局の議事部長、管理部長の両名には内容について間違いない事を確認して発表しています。

実際に、昨日は委員長が議事再開の準備をしているところに突然、議会局職員がまず「◯◯先生が帰って今議会にいません。」と委員長の所へ飛び込んできて、崎山理事が交渉役として他会派に行ったら誰もいなかったというのは事実で、この時には議会局職員や他の都庁職員も廊下でその様子を見ています。

議事部発表のメモ

もう一点は、時系列の流れを議事部メモとして東京都議会局がプレスに発表した事です。鈴木委員長はずっと休憩にしていて調整は何もしていないという指摘があります。しかし、そもそも「市場特別委員会(市特)」終了後から協議を再開するのは決まっていた事で、議事部メモの通り2時40分に「市特」が終了し、すぐに協議に入っている事が分かります。これは予算委員会の交渉役である崎山理事はじめ、山崎理事は「市特」のメンバーであり、どうやっても「市特」が終了しないと前に進めなかったのです。

ただ見解の相違もあるようです。そこで、鈴木委員長が(秘密会の)理事会で、諸々の件は取り上げて終わっている話だという事を言われました。尚、私自身はこの件をいくら書いても生産性が無いので、このシリーズはやめます。 但し、この連絡不徹底はあったもののニュースにもなっているように議会が散会になる前に理事がいなくなってしまったという都議会の恥ずかしい歴史が残る事になりました。


編集部より:このブログは東京都議会議員、川松真一朗氏(自民党、墨田区選出)の公式ブログ 2017年3月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、川松真一朗の「日に日に新たに!!」をご覧ください。