習近平がトランプに翻弄され大失敗か

2017年04月08日 17:30

夫人同伴の記念撮影では笑顔を浮かべていた両首脳だが…(トランプ氏Facebookより:編集部)

トランプ大統領は、フロリダに向かうエアフォースワンのなかでNSC(国家安全保障会議)を開催し飛行機を降りてからミサイル攻撃の命令を出した。そして、習近平との夕食が始まって1時間ほどして着弾が始まった。

ティラーソン米国務長官が語るところによると、習近平国家主席はトランプからアサド政権への軍事攻撃について知らされた際、「子供が殺害されている時にそうした対応は必要だ」と述べ、「理解」を示したとそうだ。中国が他国への軍事力行使を容認する発言を行うのは極めて異例。

トランプは発射した巡航ミサイルの数も伝えたのに対して、習近平は情報を提供したことに感謝の意を述べた。中国はアサド政権を支持するロシアに近い立場を取っており、北京の外務省の女性報道官は記者会見で、「中国は国際関係で武力行使に反対し、対話を通じた平和的解決を主張してきた」と自制を呼び掛け、劉結一国連大使も「政治解決が唯一の解決策だ」として軍事的手段に否定的見解を示したという混乱ぶり。

さすがに金正恩にもいい薬になったことだろう。
それでも、朝日新聞はアメリカ軍の攻撃やそれを支持する安倍政権を批判しているが、習近平と意見が違ってもいいのか困っているのではないか。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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