私の参考人招致を提案したのは維新だったそうだ

衆議院の法務委員会が大荒れだった、ということは後で知った。

私を参考人として呼ぶのは誰かしら、民進党?それとも維新?
自民党や公明党は政府原案を推進する立場だから、政府原案を無条件に支持する人しか呼ばないだろうから、まず私に声が掛かることはないだろうな、と思っていた。

先日民進党の法務部会に呼ばれて話をしてきたところだから、私を呼ぶとしたら民進党かな、と思っていたが、政府参考人の招致の件で法務委員会が大荒れに荒れて、とても民進党から私を参考人に呼ぶ話は出来なかったようである。

25日の法務委員会の参考人を決める場に民進党の理事がおられていたのか分からないが、私の参考人招致の件は維新の方からの提案のようである。

自民党や公明党の理事の皆さんは、私の名前を聞かれて驚かれたかも知れない。

民進党の方は今でも共謀罪関連法案には絶対反対の態度を堅持されているようだから、やはり維新の方が私の参考人招致を提案されるのが、今の時点では一番適当だったのかも知れない。

維新は、政府提案の共謀罪関連法案については修正すべし、との立場を取っておられるようだ。
どういう修正にするかについては色々ご意見がおありだろうが、とにかく政府原案のままでは反対だ、何としても修正すべし、と主張されているのがいい。

政府原案のままでは私の出番はないが、内容はともかく、政府原案を修正しようということになったら、多少は私の意見を聞いてもらえるようになるはずだ。

いよいよ物事が好転する兆しが見えてきましたね、というのが、私の見解である。

本当に政府原案を修正できるのか、まだ分からない。
仮に修正できるとして、どう修正できるのかも分からない。

少しでもいい方向に動きますように。
そう、願っているところである。

25日の法務委員会で参考人として何を話すか、まだ決めていない。
皆さんのご意見が頂戴できるのであれば、何とか本日中にお願いしたい。
よろしく。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年4月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。