喰い付いたら離さない“スッポン籠池”をどうするか

2017年05月11日 06:00

森友学園問題の山場は乗り切ったように見えるが…(首相官邸サイトより:編集部)

悪いのは籠池氏の方だと分かっているのだが、如何にも安倍総理や昭恵夫人のトンデモナイ失敗のような印象が残りそうなのが、森友学園問題である。

攻める(責める)相手を間違っていますよ、と言いたいのだが、安倍総理の余計な一言のせいで、どうにものっぴきならないところにまで来てしまったようである。

変な人と関わりを持ったのがそもそもの間違いでしたね、と申し上げたうえで、どうやってこういう類の人との縁を切るのか色々知恵を出すのが弁護士の大事な仕事の一つだろうと思っているのだが、切れそうでなかなか切れないのがこういう類の人である。

何でそこまで安倍総理や昭恵夫人に構おうとするのかしら、と思うが、とにかくしつこい。

どこかで安倍総理が、しつこい人だ、などと言っておられた記憶があるが、まるでスッポンである。
喰い付いたら離さないようなところがある。

気の毒だなあ、と思うが、まあ、これ以上触らないことだろう。

馬耳東風、馬の耳に念仏でやり過ごすしかない。
元々致命傷になるようなものではないのだから、そっとしておくに限る。
何だか変だなあ、おかしいぞ、という違和感はずっと残るだろうが、すべてを黙って受け容れることである。

起きてしまったことは仕方がない。
済んでしまったことは、いつまでもクヨクヨしていても仕方がない、と割り切ることだろう。

どんなことがあっても、昭恵夫人は証人喚問や参考人招致、あるいは記者会見の場には出さない。
これが、唯一の方策なんだろうと思っている。

安倍総理や官邸は、今のところ見事にこれに徹しているようである。
私も、多分そうするはずである。

憲法改正の話を安倍総理が持ち出してきたのは、多分、その延長上の話ではないかしら、と思っている。

憲法改正の大きな話になれば、森友学園のようなちっぽけな話はいずれどこかに飛んで行ってしまう・・・。

まあ、普通の知恵の人は、そう考えるところだろう。

さて、本当に森友学園の問題はどこなに雲散霧消していくか。
籠池氏のあの顔を、本当に見なくても済むようになるか。

本当のところはまったく分からないのだが、結果的には安倍総理はこれで当面のピンチを免れるような印象がある。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年5月10日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。

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