世界初!水素燃料電池 LUNA SEAコンサートが何故⑦

2017年07月06日 06:00

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「世界初!水素燃料電池コンサート、新たな歴史をつくる」

5月29日(月)世界でまだ誰も経験したことのない水素によって生み出された音楽という領域に入るのです。日本武道館の前面にはトヨタMIRAI(シルバー)、ホンダ・クラリティ(ホワイト)が置かれ、ここから野外販売所の照明用電気が供給されています。SUGIZOのギターアンプ用電源として使用するクラリティは、武道館にさらに近い場所に設置されています。前面のクラリティ(ホワイト)は、アンプ電源用の予備車としての位置づけもあります。ギターアンプの電源が使えなくては、コンサートそのものが開催不能となってしまうからです。

前面にあるFCV車2台は購買宣伝のために設置しているわけではありません。FCVは宣伝する必要が無いほど、予約で何年待ちの状況にあります。あくまで、電源車両ということを理解してもらえないと、宣伝料をイベント会場から請求されることになりかねません。国民に、適切な管理による水素の安全性、環境性、水素エネルギー社会の意義を伝えるための電源車両です。

多くの来場者が、もの珍しそうに前を通るとスマホで写真を撮っていきます。2台のFCVにはLUNA SEAのマークが張られていて、それを撮影していようです。東京モーターショーにFCVが初めて登場した時よりも撮影している人が多かったかもしれません。この車が水素燃料電池自動車で、今日のコンサートの電源車両になっていることを知っている人は、話した限りでは、ほとんどいません。

僕はにわか説明員となり、撮影している人に「この車は水素燃料電池自動車、水素でつくられた電気で動いているんです。今日のコンサートに必要な電気の一部は車でつくられていて、SUGIZOのギターアンプはクラリティというこの車からの電気ですよ」と語りかけました。「へぇーSUGIZOらしいね」との反応もあり、都合50人には説明したと思います。今回は時間的制約や初めての経験ということもあり、説明用のボードを用意するすることが出来ませんでした。次回、水素燃料電池コンサートを開催する場合はボードを必ず用意したいと考えています。

SUGIZOのギターアンプ用クラリティは、設置場所から電源コードでステージまでつながっています。窓の脇を通り、地面を這い、壁を這わせた、80メートルくらいの長さのコードの行方をステージまで追っていきました。誰かが躓いてコードが抜けたら大変なことになります。僕が武道館に着いた時は、本番同等のリハーサルをほぼ終えた頃で、無事演奏が出来ているという報告も受けたので一安心です。

トヨタ、ホンダはFCVを朝早くから会場に運び既定の場所に配置し、電源供給が出来る状況をつくり、リハーサルに参加していて、本当に準備が大変だったようです。水素社会実現のために企業としての最大の協力をしてくれています。自社の車を売りたいとか、宣伝したいとか、そういうことではないのです。

コンサートだけの事を考えれば持ち出しであることは間違いありません。ホンダの担当者に「もし、途中で電気が供給出来なくなって、ギターの音がいきなり出なくなったらどうなりますかね?」と話しかけると「不吉な話は勘弁して下さい」と怒られました。

視察を終えて、コンサートの始まる15分前に座席についたのです。武道館の照明が暗くなり、いよいよコンサートが始まりました。まばゆいばかりの照明、エレクトリカルなサウンド、歓声、武道館ならではのライブスタジオ調の盛り上がり、心が躍ります。SUGIZOも登場し「ジャーン」ギターサウンドの炸裂です。音を聞いても未だに、違いがよくわかりせん。ましてや、音の比較を今しているわけでないので、更にです。何曲か演奏されて、SUGIZOのギターもどうやら調子良さそうなので安心して聴くことが出来ました。言い出しっペとして、急に音が出なくなってらどうしようという思いが消え初めてきたのです。

そうなると次は、何時、水素燃料電池の話をSUGIZOがするのか?という事が気になり始めたのです。ボーカルではないので、しょっちゅう話すわけでもなく、ただ次か次かと心待ちにしていたと同時に、もしSUGIZOが水素エネルギーの話を会場でしなければ、僕はオオカミ少年になってしまうという思いを持ちつつ・・・。

あー、終わってしまった。どうしよう、でもアンコールがあるはず。その時に話すのか、それとも忘れているのか、そもそも話す気がないのか、安倍総理にも報告してしまったし・・・。とにかく、あとは神頼みだ。

アンコールの拍手が響き、そしてアンコールが始まったのです。今度こそ、という思いで曲というより、曲と曲の狭間ばかりが気になり始めたのです。そして待ちに待ったSUGIZOの語りが始まったのです。「今日は水素の恩恵を受けまして、お届けしております。環境や地球によいエネルギーで最高のロックパフォーマンスができるように、これからも邁進してまいります

あー良かった、これが僕の思いです。そして、つめかけたファンからも大きな歓声が上がり、水素燃料電池コンサートは、水素社会への理解促進に必ずつながるという確信が持てたのです。今回のコンサートは、今後につながる。そして12月23日・24日に開催予定のさいたまスーパーアリーナでのLUNA SEAコンサートは、更なる進化を遂げた「新・水素燃料電池コンサート」に仕上げてみたいと・・・。

SUGIZOのギターは、再エネ由来の水素でつくられた電気により全て奏でられたのです。そして「I For You 」という曲が水素燃料電池コンサートでSUGIZOが奏でた最も水素にふさわしい曲だったということを後日、本人から聞いて知ることになるのです。

⑧に続く。次回は「世界にたった1つの水素料理屋で!」

【参考サイト】
LUNA SEA OFFICIAL WEBSITE
HOT EYES(HONDA)


編集部より;この記事は衆議院議員、福田峰之氏(前内閣府大臣補佐官、自由民主党、比例南関東)のブログ 2017年7月5日の記事を転載しました。オリジナル記事をお読みになりたい方は、ふくだ峰之の活動日記をご覧ください。

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福田 峰之
衆議院議員、前内閣府大臣補佐官

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