不登校と格闘した父が語る善悪や常識よりも大事なこと --- 早野 智則

2017年09月14日 11:30

「不登校は人生を変えるきっかけ」
つまり、不登校は自分の考え方や価値観を大きく変えるきっかけになることが多いです。学校に行かない選択をした方の話を伺うと人生のターニングポイントと捉えてる方が多くいらっしゃいます。

「不登校」を乗り越えて、結果的にプラスになった芸能人も意外に多くいらっしゃいます。一方で何度も「自分の存在意義」を考えて行動出来ずに過ごすお子さまもいます。

・将来、何がやりたいのか。

・どのように生きていくのか。

・自分って何者なんだろう。

・「自分の存在意義」って。。。

答えが見つかったらそれはそれで、とても素晴らしい事ですしたとえ見つからなかったとしても、それでいいと思います。自分と向き合ったという経験が何よりも重要です。

その昔、ネット友とチームを立ち上げてスマートフォンで会話しながらゲームをしたり、ゲーム動画をアップして住所が映っていたという失敗もありました。当時は、余裕なく対応しておりましたので「正しいことは正しい」「間違っていることは間違っている」「善悪」、「常識・非常識」だけで判断してしまって、子どもの気持ちを理解するには程遠い対応でした。

しかし、子どもはそのような行動の中で「自分が存在している意義」を確かめていたように思います。

登校を早く解決して学校に戻すことが正しいのか。子供が楽で自由な生き方の中で学校に戻れることのほうが良いか。本当にいろんなケースがあります。

問題は起きたことより対処の仕方でよくもなり悪くもなります。
心から寄り添うことで自信がつき自信がつくことで一歩前に進めます。

一歩前に進むと本人の選択で自主性を引き出し学校や社会に復帰が楽になると思います。
一番大事なことは善悪や常識、世間体、正しい・正しくないを超えたところでお子さまと向き合うことだと思います。

はたしてあなたのお子さまの存在以上に大事なことがあるのかを考えてみると良いと思います。そうすることで、「不登校は人生を変えるかけがえのないきっかけ」となると思います。

早野 智則
高校を中退後、大検取得。早稲田大学法学部卒。東証一部経営コンサルティング会社を経て、不登校支援団体FCファナッチ代表。家庭教師、訪問カウンセリング、不登校の予防活動、母子家庭の支援活動をしている。

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