日本と中国の一強政権への対照的な報道姿勢

2017年10月26日 17:00

新華社サイトより引用:編集部

日本の総選挙と中国共産党1中総会が重なったので、日本のメディアの立ち位置がよく分かった。

完全な自由選挙で圧倒的な勝利を収めて選ばれた日本の首相には、選挙の結果にもかかわらず、その正統性にケチをつけまくっている。

一方、世界でも少数派になった自由選挙のない圧政軍国主義国家の独裁者にはその指導力や成果を手放しで称賛している。

「習一強にはメリットもデメリットも」とか遠慮がちにありきたりの問題点を指摘しているが、習近平になって、いかに膨脹主義が明らかになったか、反対派の拘束などが強化されたのか、辛うじて集団指導体制と10年交代原則で多元主義が維持されてきたのが、それも危うくなっているのかなど、欧米のメディアはいっせいに報じているが、日本のテレビや大新聞は臆病だ。

こんなのを、「民主主義の敵」「言論報道の自由の敵対者」として断罪されるべきであることになんの疑いがあろうか。

一方、彼らに支持される議席数50ほどの野党もリベラルな民主主義を似非であるにせよ標榜するなら、こういう中国の姿勢や日本の報道に抗議することで証明して欲しい。そうでないと、立憲民主とか云う名が泣く。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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