テレビ朝日だけでなくマスコミ界も執務環境の改善が不可欠

安倍総理が徹底的に膿を出す、と宣言されているので、具体的にどうおやりになるのかな、と注視しているが、この際、マスコミ界も徹底的に膿を出すべきである。

まあ、膿の出し較べ、などというと思わず目をそむけたくなり、私などは思わず目を瞑ってしまうが、女性活躍を謳う以上はどんな職場であっても女性が働きやすい環境を整える必要がある。

最近は、女性の方がチャンスに恵まれることが多いな、と思って、若干若い男性諸君を気の毒に思うようなこともあったのだが、現実にはマスコミの政界でもセクハラなり、女性蔑視が横行していたようである。

件の件はテレビ朝日のセクハラだ、という声が上がっていたが、私もそう思っている。
へー、テレビ朝日ともあろうものが、こういうことをやっていたのか、と少々呆れてしまった。

テレビ朝日が具体的に関係者に対してどういう処分をするのか見ているが、今のところ大した動きがない。
財務省の動きも動きも遅いが、テレビ朝日の動きも感心しない。

私は、性別に捉われないで、能力のある人、可能性のある人にはその能力なり可能性をどんどん発揮していただきたいと思っている。

幸い私の周りでは壁を突破して自分なりの活躍の場を見い出しておられる方々が増えてきているが、女性が本当に自分の能力なり可能性を存分に発揮できるようになるためには、さらに一層の環境改善が必要なようである。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2018年4月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。