報道量が激減…百条委が告発した浜渦・赤星氏の不起訴処分について

音喜多 駿

不起訴処分となった浜渦氏(都議会インターネット中継より:編集部)

こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

昨日は都議会定例会の告示日。来週の開会日に向けて、正式な議案の発表と議会運営委員会が開催されました。

受動喫煙防止条例など、しっかりと条文を読み込んで審議に臨みたいと思います。

そして本日の議会運営委員会には、昨年行われた所謂「百条委員会」における偽証告発が不起訴処分となったことが報告され、都議会自民党から決議案の提出がありました。

●偽証告発不起訴処分に係る決議について

上記都議会自民党サイトより抜粋

偽証告発をしたことを「都政市場最大の汚点」「大失態」と喝破し、告発した両名に謝罪をすることを都議会に求める内容です。

この案に対して意見表明が行われ、各会派が初めて本件についての立場・意見を鮮明にしました。

都議会公明党および共産党は「あくまで嫌疑『不十分』であり、告発するべき理由があった。告発は妥当」という旨をはっきりと表明。

最大会派である都民ファーストの会は「不起訴という結果になったことは大変残念」と述べるばかりで、告発に対するスタンスは曖昧でよくわからりませんでした(自民党決議案には反対)。

立憲民主党・民主クラブからは発言がなく、自民党決議案には反対でした。

なお昨年の都議会においては、都議会自民党と数名の無所属議員を除く全会派が偽証告発に賛成しています。

私は過日のブログでもすでに声明を発表している通り、調査をした膨大な記録など客観的根拠との乖離があまりにも著しかったことから、両名の処分について司直の判断を仰いだことはあの時点において妥当だったと考えています。

そのため、自民党が提出した決議案そのものには、反対の立場を取りました。

一方で、告発の結果として「不起訴処分」となったことは重く受け止める必要があり、その事実を都議会として積極的に発信していく責務があると考えます。

というのも、昨年百条委員会が行われていた際は、まさに洪水のように膨大な量の報道がなされており、浜渦・赤星両氏の「偽証告発」はセンセーショナルに報じられました。

ところが今や都政に対する注目度は目に見えて低下し、3月末に「不起訴処分」という決定が出た際、その報道量は「告発決定」のときに比べて極めて少ないものになりました。

その結果、まだ多くの都民が浜渦・赤星両氏が「不起訴処分」となったことを知らず、「告発されて、有罪になった」という印象を持っているままであることが推察されます。

こうした事態に対しては、告発を決定した都議会として

・都議会公式HPのトップに告発結果について掲載する
・次号の「都議会だより」にも、告発結果を載せる

など、可能な限りの対応をするべきではないでしょうか。

議会運営委員会の場では、以上のような見解を述べたところです。

引き続き、私個人としても告発結果については情報発信に務め、証言に協力いただいた方々に対する正しい認識が伝わるよう努力をして参ります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は東京都議会議員、音喜多駿氏(北区選出、かがやけ Tokyo)のブログ2018年6月5日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおときた駿ブログをご覧ください。