韓国の国粋主義に与する偽リベラルは「変態右翼」

2019年02月22日 11:30

韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長が「日本はリーディングステートの資格を持とうとするならしっかり謝罪すべきで、(ドイツがしたように)ひざまずく姿勢まで見せるなら、なお良い」(聯合ニュース)、「(ソウル市内の)西大門刑務所でひざまずいた鳩山(由紀夫)元首相のように、心からの省察が必要だ」(朝鮮日報)などと発言したと韓国メディアが報道している。

韓国大統領府FB、官邸サイトより:編集部

このことと、天皇陛下や首相に謝罪を要求していることとあわせて考えれば、文議長は陛下や首相が訪韓して土下座するまで妄言をいい続けるだろう。

ともかく、韓国や中国が際限がなくエスカレートしながら反日を続けるについては、中韓の身勝手な主張に鳩山氏に代表されるリベラルだとか進歩的とか自称する日本人が同調したり妙な理解を示す、さらには、マゾ趣味的な自虐行動を繰り返すことが、中韓の人達への誤ったメッセージになっているといえる。

そもそも、リベラルだとか左翼であることは、インターナショナルな普遍性をもつ思想を奉じているはず。韓国の国粋主義に同調するのは、「変態右翼」というべきだといってきたが、最近、この言い方を言い得て妙だと賛成いただく人が増えている。

かつては、コミンテルンの主張がどんなにロシア帝国の伝統的な国粋主義主張と似てきても、疑問をいだかぬ共産主義者やシンパが多かったが、左翼にはその伝統があるようだ。

ところで、あるところで、韓国問題について講演したので、そのときのレジュメを掲げておく。現時点での頭の整理によいかと思う。

なぜ韓国の人たちは極端な主張をするのか

日韓併合をしたのは申し訳ない。しかし、どうすればよかったのかといわれてもなかなか知恵が出ない。過剰防衛だったというのが公平な見方。韓国の外交が稚拙で、独立国のままにしておけば、世界平和に害になると英米なども併合を支持した。韓国の外交や世論の具体的にどこが非常識かというと以下のように集約できる。

①過去も現在も繰り返される国書受け取り拒否や告げ口外交のように、外交儀礼を無視した「無礼」な対応。明治初年の征韓論などに至った経緯を見ればわかる。

②竹島上陸など鬱憤ばらしの「目先の成功」を優先させること。北朝鮮がアメリカや日本との会談をしばしばキャンセルするのだってそうとしか説明できない。

③政治家が「国益より自己利益」優先を平気ですること。李氏朝鮮における大院君と閔妃の対立などひどいもの。

④媚びると図に乗るが徹底して強く出ると弱い「卑屈さ」です。中国はそのあたりよくわかってTHAAD(Terminal High Altitude Area Defense missile、終末高高度防衛ミサイル)配備問題でも、5倍返しくらいの処罰を与えたが、日本は甘い。

⑤「嘘や無謀さへの甘さ」で、無茶をして失敗しても社会的に糾弾されないこと。ES細胞問題でノーベル賞かとまでいわれた黄禹錫博士の研究成果捏造にもあまり強い批判はされず、奇妙なことに同情までみられる。自衛隊機レザー照射事件の言い訳もそう。

こうした特異性を前提にして被害が少ないように上手に賢く立ち回るしかない。馬鹿らしいから聞き流すか、厳しくお灸を据えるか硬軟取り混ぜれば良い。ただし、身勝手な主張にリベラルだとか進歩的とか自称する日本人が同調したり妙な理解を示すのは、半島の人々に誤ったメッセージになる。

リベラルだとか左翼であることは、インターナショナルな普遍性をもつ思想を奉じているはず。韓国の国粋主義に同調するのは、「変態右翼」というべき。

これまで日本人は、「植民地支配」の負い目もあって、韓国を批判することには遠慮があった。いつか分かってくれるという期待もあった。しかし、ここまでエスカレートしてくると、日本人も正々堂々と反論したほうがいい。ただし、これまで我慢してきたことは無駄ではない。もはや我慢は意味がないことを世界に説明しやすいからだ。

日本人の感情を煽り自己満足させるのが目的でなく、欧米人をはじめ、世界の人々がなるほどと納得する歴史の見方を提供することが大事。世界が日本を支持したら中国でも韓国でも黙らざるを得ない、それは、責任ある立場で歴史を語る場合に常に必要なこと。

また、韓国より中国との関係をしっかりしていけば、半島の問題は自ずから解決する。半島の政治家たちが両国の対立を煽り続けてきた。韓国は大国に翻弄されてきたのでなく大国の対立をす繰り出し日清・日露戦争の原因となった。また、日中関係がよければ、半島の人たちは十分な漁夫の利を得ることができる。日韓友好を焦らず一致しないことを互いに気にしない淡泊な関係にいったんなるべき。

韓国人に対して日本人が主張すべき10の歴史の真実

①古代には半島南部より日本列島が先進国だった
②天皇家も稲作も弥生人も半島から来たのでない
③新羅は日本の領土・任那と友好国・百済を侵略した

④日本に文明をもたらした帰化人は朝鮮人でなくすべて漢族
⑤モンゴル来襲は元・高麗寇と呼ぶべき
⑥文禄・慶長の役は無謀でも失敗でもなかった

⑦朝鮮通信使は対等の交流でなく朝貢使節である
⑧書き言葉としての韓国語は日本人がつくり与えた
⑨日韓併合は申し訳ないが原因は韓国側にある
⑩南北分断に日本は一切の責任がない

この10点をしっかり憶えて理解しておけば、どんな議論になってもこれまでのように悔しい思いをしないで済むはず。

そして、韓国の卓袱台返しに対抗するためには、本当に彼らが嫌がることをすると、少なくとも脅かすことが必要だ。

①日本人が半島に残した個人財産への補償を要求
②対北朝鮮経済協力の拒否(統一時も含む)
③三代目以降に特別永住者の地位を認めない事(日韓基本条約上は可能)
④歴史教科書における近隣国条項を韓国に限って撤回
⑤韓国大衆文化の流入制限(韓国が日本にしているのと同じ程度)

3月1日は1919年の『三・一運動』の百周年。韓国は、これをもって、建国の日だとか独立の第一歩と言うが、実際には、これを機に日本の半島支配は安定して独立などへの動きはほとんどなくなった。原敬首相と斎藤実総督が進めたのが皇民化政策で、原敬は旧賊軍の自分が首相になっているように朝鮮人もすればいいという思想の持ち主だった。

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八幡 和郎
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授

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