日本商品化権大賞2018

2019年04月11日 14:00


「日本商品化権大賞2018」の表彰式が都内のホテルで開催されました。
国内部門は「HUGっと! プリキュア」「銀魂」「ドラえもん」「名探偵コナン ゼロの執行人」、グローバル部門は「スーパーマリオ」、審査員特別賞に「安室奈美恵」。
特別栄誉賞が「週刊少年ジャンプ」「手塚治虫」に授与されました。


今回で7回目となる表彰。
早稲田大学亀井昭宏名誉教授が審査委員長、ぼくは審査委員を務めています。
昨年は国内部門「ドラゴンボール」「ミニオンズ」、グローバル部門「ポケモン」「Power Rangers」でした。
(ポケモンを世界に売った小学館久保さんが今度はコナンでサトシから受賞している図)

「HUGっと! プリキュア」
「プリキュア」シリーズ15周年記念作品。
「おしごと、子育て」を取り入れたプリキュア。
「歴代プリキュア55人が登場」をキーワードに、昨年公開された映画が「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」でギネス認定を受けたとか。

「銀魂」
「週刊少年ジャンプ」連載14年、アニメ13年。
マンガ売上は5500万部。
実写映画も公開され、2年連続実写邦画ベスト3入りと、新たなマーケットの創出に成功し、キャラクタービジネスの発展に貢献したとの評。
一平ちゃんとのコラボがよかったね。

「ドラえもん」
来年が50周年。
昨年公開の「のび太の宝島」は38作目にしてスタッフ一新の挑戦。
それが興行収入1位の記録を立てた。
村上隆&ユニクロとのコラボレーション『ドラえもんUT』の発売など、新たな大人の市場も創出。
企画展の来客の8割は大人だという。
攻めるドラえもん。

「名探偵コナン ゼロの執行人」
コナンに登場するキャラクター・安室透をメインに起用した映画を公開。
安室に魅了された自らを“安室の女”と称する女性がSNS上に登場するなど新たなファンを獲得。
過去最高の動員を記録した。
攻めるコナン。

グローバル部門「スーパーマリオ」
帽子やキノコなどの形状をしているケロッグのシリアルなど。
攻めるマリオ。
任天堂はマリオのIPにふれる人口の拡大を目指しているそうです。

審査員特別賞「安室奈美恵」
デビュー25年、平成の歌姫。
展示会でのグッズや限定ガチャは品切れとなり、パブリシティー権を利用した商品化の新たなマーケットの創出に貢献した。
ありがとうアムロ。

特別栄誉賞「週刊少年ジャンプ」
創刊50周年を迎え、コミック累計は1億部。
アニメ化された作品は80作品以上。
サイマル配信もスタート。
集英社のかたは「ジャンプは場」だという。
場としての挑戦を続けるとのこと。

特別栄誉賞「手塚治虫」
生誕90周年。
「鉄腕アトム」は1959年に日本作品で初めて商品化権をライセンスした作品。
700のマンガ作品は今も商品化されている。
手塚眞さんによれば、当初、商品化には批判もあったが、手塚治虫当人はそれを通じて子どもたちが作品世界に親しむことを強く支持していたという。

日本商品化協会高木理事長「米中がきな臭い状況だが、G20、ラグビーW杯、改元、そして来年の五輪へと続き、インバウンドが山場を迎える」。
そんな中、国内676キャラ、グローバルは33キャラの中からの審査でした。
来年もよろしく。
(手塚眞さん)


編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2019年4月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。

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