なぜ逮捕しない?池袋暴走事件への警察対応にネットの非難噴出

2019年04月21日 14:01

東京・池袋で暴走した乗用車に母子がはねられて死亡した事故当時の詳細が報道されるにつれ、運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87歳)を逮捕しなかった警察の初動捜査にネットでは疑問や非難が噴出している。

NHKニュースより:編集部

特にネットで衝撃を持って受け止められたのが、20日の毎日新聞の報道だった。元院長が暴走中にハンドル操作をほとんどしていなかったことが、捜査関係者への取材として明らかになった。

このニュースにジャーナリストの江川紹子氏は「あまりに痛ましい。自動運転の技術が実用レベルになれば、こういう事故はなくなるのだろうか… 」と言葉を失っていたが、


毎日新聞のツイッターには、

何で逮捕されてないんだよ・・・普通こんだけ人轢いたら即逮捕だろ

仮に一般人が運転してたら即逮捕。入院したとしても報道では死傷者が出た時点で「回復次第、自動車運転過失致死の容疑で書類送検する見通しです」となるのが現状。

などと、警察の初動対応に厳しい意見が続出。また、元院長の肩書きについても

現在は無職の人なのに、なぜ「元院長」なのでしょうか?
まるで元SMAPの稲垣吾郎氏の事故の時に「稲垣メンバー」と呼んでいたのを思い出します。過失致死の「容疑者」ではないのですか?

などの疑問が出ていた。

一般論としては逮捕されない限り、容疑者にはならない。また、逮捕の要件は、逃亡と証拠隠滅の可能性がある場合だが、警視庁は元院長も入院していることや高齢であることなども考慮し、任意捜査を継続している可能性がある。

しかし、朝日新聞などによると、元院長は事故時にパニック状態だった可能性が浮上している一方で、事故後に息子に電話をしたことも明らかになっており、元院長に一定の責任能力があったのではないか?と、さらなる不信感を呼んでいるようだ。

高齢の元高級官僚が起こした死亡事故の先例では、石川達紘・元東京地検特捜部長(80歳)が昨年2月、都内で死亡事故を起こし、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(過失建造物損壊)の罪で3月に在宅起訴されている。

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