自分は絶対間違っていないと思っている⁉︎ 松本人志さんの滑稽さ

2019年06月25日 11:30

23日のワイドナショーで、ピエール瀧さんが執行猶予判決を受けたことに対して、松本人志さんの発言がスポーツ報知に掲載されており、思わず笑ってしまいました。

松本人志、ピエール瀧被告の執行猶予付き判決に「本当にこの国は薬物を排除しようって思っているのかな」(スポーツ報知)

フジテレビ「ワイドナショー」番組公式サイトより:編集部

この方、なんだって薬物事犯を目の敵にして正義感振りかざしてるんですかね?
そんなに正義感に燃えてるくらいなら、お身内の詐欺軍団からホイホイ金貰って、媚売っていたお仲間たちを「二度と芸能界に戻ってくんな!」くらいに批判したらどうですか?
自分の言いなりになる子分には甘く、他人には厳しい・・・はっきり言ってくっそダサいですよ。

しかもこの記事を読むと、人気者のピエール瀧さんを叩いて自分に火の粉が降ってくるのを恐れたのか、
「知らない間柄ではないので執行猶予が付いたのはよかったなと思う反面・・・」
と、自分を防御しているのも、くそダサいですね。

なんで「ピエール瀧が実刑にならないのはおかしい。絶対実刑にすべき!」って言わないんですか?
前後の文章のつじつまが合わないですよ。
そういう小心ぶりを露呈する保身が滑稽ですよね。

また記事によると

みんなで大騒ぎしてコカインを30年に渡ってやっていた人に執行猶予付くのは、そこまで騒ぐほどのことじゃないって言われているような気がして、我々が騒ぎすぎましたかって思ってしまう。

今後、芸能人の薬物の事件が出た時にマスコミはめちゃくちゃ騒ぐじゃないですか。でも騒いだ割には意外とそんな感じかっていう罪になっていると僕は思ってしまってて。罪のこれぐらいが当たり前でマスコミが騒ぎすぎたのか。その温度差にすごく違和感を感じてしまう。

はい、その通りですね。
罪にすら問われない国もあるくらいなのに、日本のマスコミ特に地上波のうちあなたと坂上忍さんという、同じ芸能界の仲間に血も涙もないお二人が騒ぎすぎてるだけですよ。

あなたの違和感は正しいです。
それは判決が軽いためではなく、あなたが騒ぎすぎているから感じるのです。
問題はご自身にあることにいい加減気が付きましょう。

日本他欧米諸国では、不倫なんかで罪に問われたりしないですけど、かつては姦通罪で死刑までありましたよね。
また今でもイスラム諸国では、女性は火あぶりにされたりしますよね。
今、そういう事件を耳にすると我々違和感しかないですよね。
それと同じですよ。

罪に問うことではないと思う国があるくらいの問題に対し、あなたがたはまるで殺人犯ででもあったかのように大騒ぎをしているだけ。
「血祭りにあがらないのはおかしい!」と騒いでいるから違和感感じるんですよ。
そうやって精神的な火あぶりにし、処刑することに意味があるんですか?誰か得するんですか?
それが犯罪抑止や再犯防止につながっていますか?

今や再起を応援することを表明している芸能人も沢山出て生きている時代です。
あなたが時代遅れなことにいい加減気づきましょう。

今、朝日新聞が清原和博さんの特集をされてますが、清原さんのことダルビッシュさんが自分の保身など一切考えず、ブログで応援メッセージを出されたことが書かれています。
ダルビッシュさん真に勇気のある方だと思いますね。

清原和博さん「今も突然…」 苦しい時は住職にSOS(朝日新聞デジタル)

私のアゴラさんに書いたコメントについても取り上げて下さり有難く思っていますが、つまりは薬物問題を解決したいなら、社会の理解と温かい支援が不可欠なんですよ。

人気者のピエール瀧さんの再起を同じ芸能人だけでなく、地域の方々もみな祈ってますよ。
あなたはそれを「刑務所に入れろ!」と思うんですか?

また、こんな軽い罪でこの国は本気で薬物排除する気があるのか?とありますが、薬物を排除するなら、マトリや警察が末端の使用者を追い掛け回すのをやめ、元締めや売人といった入手ルートを絶つといったことに、もっと力を入れないとダメですよね。

末端の使用者は罪に問わずに、治療につなげるとしたら、ずっとずっと効率的かつ再犯防止になると思いません?
そうやって実際ポルトガルが目覚ましい成果をあげたので、諸外国もそれに追随し「非犯罪化」の流れになっているんですよ。
きちんとエビデンスがでているんです。

それをなぜ瀧さんを実刑にすれば、この国の薬物問題が解決に向かうと思うんですか?
それはあなたが薬物問題に無知で、冷淡な性格であることの証明にはなっても、薬物問題解決のためには何の効果もないことがわかっています。

松本人志さん、あなた薬物問題について黙っといてくれませんか?
もしくは発言するなら、私と番組でタイマン張らせてくださいよ。
私あなたに遠慮する筋合いも1ミリもありませんし、お医者様のような身分のある人でもないですから何の保身も必要ないですので、ちゃんと言いたいことはっきり主張できますから。

あなたにこびへつらってる人たちばかり集めて、自分の言い分にへーこらされてても仕方ないじゃないですか。
めっちゃダサく滑稽に見えるだけですよ。
ちゃんと議論できる番組作ったらどうですか?


田中 紀子
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表
国立精神・神経医療センター 薬物依存研究部 研究生
競艇・カジノにはまったギャンブル依存症当事者であり、祖父、父、夫がギャンブル依存症という三代目ギャン妻(ギャンブラーの妻)です。 著書:「三代目ギャン妻の物語」(高文研)「ギャンブル依存症」(角川新書)「ギャンブル依存症問題を考える会」公式サイト

アゴラの最新ニュース情報を、いいねしてチェックしよう!
田中 紀子
公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表

関連記事

アクセスランキング

  • 24時間
  • 週間
  • 月間

過去の記事

ページの先頭に戻る↑