バスケが下町の未来を救うかもしれない

川松 真一朗

東京都議会議員の川松真一朗(墨田区選出・都議会自民党最年少)です。

バスケにハマった2018-19

NBAのドラフトでワシントン・ウィザーズが八村塁選手を1巡目指名した事で先週からバスケがメディアに取り上げられる機会が多くなっています。スラムダンク以来のバスケブームが日本に起こりそうな雰囲気で何となく私はそのニュースを嬉しく感じています。

実は、今、縁あって東京サンレーヴスというプロバスケットボールチームの志を知り応援をしています。彼らは現在B3に所属ですが、直近シーズンファイナルシーズンは3位となり今後上位進出が期待されています。このチームは昨年、オーナーが変わりました。私は何も知らず、きっかけは北区の高木啓代議士から「下町で愛されるチームを目指しているから応援してね」と言われて、バスケは門外漢の私もチームの皆さんとお会いする事にしたのがきっかけでした。

本来のクラブ文化スポーツの普及

これから東京を舞台にして、B1優勝を目指すにしても、区部中心地、三多摩地域には既に強豪チームが根付いている。ならばこそ、東京の東側を地場として活動する真のクラブスタイルを目指したいという事でした。地域密着型クラブチームというのは、様々な競技で見られます。チームのキッズにクリニックをやったり、地域行事に参加したり。そこで、我が町のヒーローが誕生していく成功モデルを見てきました。

特に、私が墨田区という事もあり、地場産業振興に力を入れています。様々な製品のブランディング事業などにも注力してきました。サンレーヴスとしては、特殊なバスケ専門用品は別としてもファンが増えていく中で、製造していくファングッズをそういった地盤産業で展開していく意向もお持ちです。私は、特に最近、STU48という瀬戸内海近隣で活動しているアイドルグループの地元のコラボに注目をしています。その地域振興モデルや前述の地域密着型クラブの良いところが融合されていけば、必ずそれらに光が当たる地域は元気になると信じています。

墨田区では既に「フウガドールすみだ」というFリーグで活躍するフットサルチームが地元のファンを増やして、フットサル場も区内に展開し、ジュニア層への浸透もあれば、区内経済界へのアプローチも順調です。

バスケ祭り開催!?

今回、その方向性への一歩として、東京スカイツリーの真下で「サンレーヴス」のイベントが開かれました。本来は、ソラマチアリーナにマットを敷いて、オリンピック競技になった「3×3」のチームを呼んでのゲームやキッズクリニックでしたが、雨天予報で中止となりトークイベントだけとなりました。

さすがに現役選手と身近に接するという事で多くの方が集まり大変な賑わいとなりました。これから、墨田区内でどう展開されていくのかとても楽しみです。この区内イベントに合わせてサンレーヴスの遠山代表には私がパーソナリティを務めるFM88.5「川松真一朗の東京スクラム」にも出演して頂き、バスケの魅力、下町地域のポテンシャルなど語って頂きました。

川松 真一朗  東京都議会議員(墨田区選出、自由民主党)
1980年生まれ。墨田区立両国小中、都立両国高、日本大学を経てテレビ朝日にアナウンサーとして入社。スポーツ番組等を担当。2011年、テレビ朝日を退社し、2013年都議選で初当選(現在2期目)。オフィシャルサイトTwitter「@kawamatsushin16」