「ギャンブルの街」横浜を作りたいのか

横浜市がいよいよIRに名乗りを上げるようである。

横浜市の経済が沈滞気味だということは知らなかったが、横浜市長としてはこのあたりで地域活性化のための新しい事業を興す必要がある、と判断されているのだろう。

lupin0333/写真AC(編集部)

IRってカジノのことでしょう?と思うが、IRという名称を使うことによってカジノという国際的な賭博場施設を誘致することのマイナスイメージを少しでも払拭しようとしているのだろう。

金の使い道に困ってギャンブルに嵌ってしまう人がいわゆる富裕層の中に何人かいることはある程度知っているが、私自身はそういうごく一部の方々のためだけにIRを進めるのには反対である。

さぞ立派な高級ホテルやカジノ等のギャンブルを楽しむ施設が出来るのだろうが、私はそういう場所に出向くことは金輪際なさそうだから、私にはおよそ無縁の施設である。

IRが出来ても、私は少しも嬉しくない。
いくばくかの雇用が創出され、国も地方自治体もそれなりに税収が増えるのだろうが、だからと言って大方の一般市民が幸せになるわけではない。

多分、富の偏在に貢献するだけに終わる。
IRに関わる事業者は潤うだろうが、私を含め大方の一般市民には何も齎さないで終わるだろう。

カジノ都市横浜、ギャンブルの街横浜を作りたいのかしら。

臭いオリンピックになってしまうのも困るが、IRでギャンブル推進国家・日本になってしまうのも困る。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2019年8月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。