今週のつぶやき:関電事件で久々に出てきた同和問題

2019年10月05日 14:00

消費税が上がった10月1日、商店を覗いたのですが、以前ほどの反動はない気がしました。ただ、9月末は駆け込み需要とおぼしき客がスーパー等に車で乗り付け大量買いする姿も多々見受けられました。売る方としてはどうせ売れるのですから価格は強めに設定するわけで買いだめで2%の節約ができたかどうかは疑問です。消費者の心理とは群衆行動になりやすく、誰が得して、誰が損したかよくわかりません。

では今週のつぶやきです。

再び始まったアメリカ利下げコール

アメリカで発表されている経済指標などから企業景観に不安視する声が出ており、NYのダウは今週1000ドル以上の乱高下。週後半になって10月29、30日に開催されるFOMCで3会合連続の利下げ確率が9割ぐらいまで高まり株価がやや持ち直している状況です。

本日発表された雇用統計は事前予想をやや下回る13.6万人増、失業率は50年ぶりの3.5%に低下したものの賃金上昇率は前月比フラットで年率換算2.9%と冴えませんでした。3日に発表されたISMの非製造業景況感指数が3.8ポイントも急落して2016年8月以来の低さとなったことが市場ではまだ衝撃として残っています。

私は前回のFOMCで50bp下げもあり得ると申し上げていたのですが、実際には25bp低下に留めた為、アメリカの利下げはまだまだ続くことになるとみています。個人的には来年にかけてあと1%程度(つまり4回)ぐらい下げないとEUや日本などとの整合性が取れないように感じます。また、大統領選挙で仮に民主党候補がエリザベス ウォーレン女史になるようなことになればGAFAの株式は大きく売り込まれることになり、トランプ大統領との攻防は経済をめぐり白熱することになるとみています。

ソフトバンク2号ファンド、資金は本当に集まるのか?

いよいよソフトバンク2号ファンドがスタートし、資金集めが始まりました。果たして想定通り、11兆円(1080億ドル)もの資金が集まるのでしょうか?ソフトバンクは自身で380億ドル出すことを決めていますが、他社が二の足を踏み始めてしまいました。最大の理由はWeWorkに関する企業統治の問題でありましょう。

同社は創業者が湯水のごとく資金を使い、更に金が集まると期待し強気一辺倒の攻めの姿勢を見せていたものの実態がボロボロで到底上場などできない状況にあることが判明、創業者は会社トップを辞任したもののソフトバンクの投資評価は1/3になったと見られています。また、5月に上場したウーバーの株価も全くさえず上場の公開価格45ドルに対し現在は29ドル程度と35%も下げています。

これを受けて2号ファンドは本当に大丈夫か、という懸念が他の投資家に出てきていることは事実ですでに野村ホールディングスは降りてしまったようです。日本の金融機関の一部は参加の見込みと言われていますが、まだ誰もコミットメントをしておらず、アラブマネーも今回はかなりシビアに検討しているようです。ビジョンファンドが投資バブルの象徴だったということになるのでしょうか?

関電事件で久々に出てきた同和問題

同和問題という言葉を知っているか、20代や30代の人に聞いてみたいと思います。まず知らないでしょう。死語に近くなっているのは2002年に特別措置法がなくなったこともあるのでしょうが、水面下で関電というおいしい金づるがあったことになりました。同和は実に根が深い差別問題でありますが、関電の事件の一報を聞いた時、必ず絡んでいると直感で思いましたがそう書くことははばかられました。根拠がなかったからです。

示現舎サイトより:編集部

ところが示現社という出版社のウェブにその趣旨のことが載ったことで週刊誌も後追いし、全く違う問題に展開しそうな勢いであります。要するに森山元助役は同和の部落解放同盟であり、京都でさんざん「活躍」し、高浜町に移ってからその勢いをかって更に好き放題やったということであります。

関電の記者会見から聞こえてきた森山元助役の数々の恫喝表現そのものが一般人が他人に対して使う言葉ではなく、その瞬間に出自がばれてしまいます。私も一時期同和問題についてはかなり調べたことがありますし、ゼネコンに入社した時、同和対策は確かにありました。ただ、関東では少なく、直接的経験をしたことがありませんでしたが、縮み上がるほど怖いという話は嫌というほど聞かされてきました。

ある意味、やくざより怖い同和がこんな大企業といまだにこんな状態にあったということは日本の闇ともいえるでしょう。

後記

ラグビーは日本にとって3戦目となるサモア戦が行われます。土曜日夜ということでさぞかし盛り上がることと思います。私もバンクーバーから応援します。スポーツの活躍は日本全体に活力を与える最高のクスリでしょう。テニスでは大坂なおみも全米女王対決を制しベスト4入り、ゴルフでは渋野日向子が悪くない位置につけています。否が応でも盛り上がるニッポン、頑張れですね。

では今日はこのぐらいで。


編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2019年10月5日の記事より転載させていただきました。

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