森ゆうこ参議院議員と毎日新聞社への公開質問状

2019年11月13日 20:30

森ゆうこ参議院議員と毎日新聞社に、本日(11月13日)、質問状を送付したので全文公開する。

毎日新聞ロゴ、参院HPより:編集部

森議員は10月15日の参議院予算委員会で、私が「国家公務員だったらあっせん利得、収賄で刑罰を受ける」と発言した。私のどの行為がそれにあたるのか、事実に基づく説明を繰り返し求めているが、いまだ回答いただけない。

また、11月7日の参議院農水委員会では、私の自宅住所を掲載した資料を配布した。さらに質疑終了後、ホームページで公開・ツイッターで拡散した。私が抗議したのち、住所部分の黒塗りはなされたが、その後、謝罪も、資料配布・公開に至る経緯説明もない。

当たり前だが、説明責任は、政府やその関係者だけが負うわけではない。
野党の国会議員も、その発言や行動について、説明責任を果たさなければならない。
すでに記事やSNSで説明を求めてきたつもりのことばかりだが、念のため、森議員に質問状として送付した。

もしどうしても国会外では答えられないならば、ぜひ国会において、森議員と私双方の証人喚問を実現いただきたい。
証人喚問ならば、虚証も、正当理由のない証言拒否も認められない。私の疑問点も明らかにされると思う。

毎日新聞社にも質問状を送付した。

11月7日の森議員の国会質問は、状況からみる限り、毎日新聞社から、記事になっていない取材過程の情報が提供された可能性がある。

社内で調査して、回答をお願いしたい。
もちろん、毎日新聞社から情報提供があったか否かは、森議員に回答いただければ、すぐ明らかになることだ。

速やかに、すべてが明らかになることを願っている。

森ゆうこ議員への公開質問状

2019年11月13日

参議院議員  森ゆうこ殿

 

10月15日参議院予算委員会及び11月7日参議院農水委員会での質疑に関して、以下の質問にご回答ください。いずれも、ご自身の国会での発言などに係る確認ですので、可及的速やかにご回答ください。

<「国家公務員だったら刑罰を受ける」発言について>

1、森議員は10月15日参議院予算委員会で、私が「国家公務員だったらあっせん利得、収賄で刑罰を受ける」と発言しました。私のどの行為がこれにあたるのか、事実に基づき、具体的に説明してください。

2、森議員は11月7日参議院農水委員会で、私が「(国家公務員だったら)第三者供賄罪」にあたるかのような発言もしました。私のどの行為がこれにあたるのか、事実に基づき、具体的に説明してください。

<住所情報の資料配布について>

3、森議員は11月7日参議院農水委員会で、私の自宅住所を掲載した資料を配布しました。さらに、質疑終了後、この資料をそのままホームページで公開し、ツイッターで拡散しました。私が代理人を通じ、森議員及び国民民主党に抗議書を送付し、8日夕方、自宅住所部分を黒塗りして再公開されました。

自宅住所情報を国会で配布することが必要と考えた理由を説明してください。

4、配布された自宅住所掲載の資料は、一般社団法人外国人雇用協議会の法人登記情報を登記情報提供サービスで取得したものと考えられます。この資料について、

・森議員は誰からどのように入手しましたか。

・資料には「10月1日17:42」時点と記載されています。登記資料を取得したのは誰ですか。どのような目的で取得しましたか。

<一般社団法人外国人雇用協議会に関する質問について>

5、森議員の11月7日参議院農水委員会での一般社団法人外国人雇用協議会に関する質問は、毎日新聞社から私に9月30日付で送付された質問状の内容と酷似しています。しかし、この質問状に関する記事は、11月7日までに掲載されておらず、森議員が公開情報を通じて質問状の内容を知ったことは考えられません。

質問内容に関して、毎日新聞社の役職員から情報提供を受けましたか。

<特区ビジネスコンサルティング社会社案内とされる資料について>

6、森議員の10月15日参議院予算委員会及び11月7日参議院農水委員会での配布資料のうち「出典:特区ビジネスコンサルティング会社案内より森ゆうこ事務所」とされるものには、髙橋洋一氏の氏名・顔写真などの記載があります。これについて、

・もとの資料は誰からどのように入手しましたか。

・資料の信ぴょう性をどのように確認しましたか。

<質問通告について>

7、10月15日参議院予算委員会の質疑に関して、10月11日に、質問要旨を何時に誰に手交または送付しましたか。

8、10月15日参議院予算委員会の質疑に関して、森議員は、質問内容が事前に漏洩していたと指摘しました。根拠のひとつとして、髙橋洋一氏が質問の前のツイートで、森議員の配布資料(上記6)に言及したことをあげていました。しかし、これはツイート時刻の変造(サンフランシスコ時間で表示されたもの)であり、日本時間では質問後のツイートだったことが判明しています。

森議員は、ツイート時刻の変造された資料を、誰からどのように入手しましたか。

なお、以上の質問は、送付と同時に公開します。また、ご回答は、当方にて公開いたしますので、その前提でご回答いただきますようお願いいたします。

原 英史

毎日新聞社への公開質問状

2019年11月13日

株式会社毎日新聞社
代表取締役社長 丸山昌宏殿

森ゆうこ議員が11月7日参議院農水委員会において、一般社団法人外国人雇用協議会に関する質問をしました。質問の内容は、毎日新聞社から私に9月30日付で送付された質問状の内容と酷似しています。しかし、この質問状に関する記事は、11月7日までに掲載されておらず、森議員が公開情報を通じて質問状の内容を知ったことは考えられません。

これに関して、以下の質問にお答えください。

1、今年6月1日から11月6日までの間に、毎日新聞社の役職員が森議員に接触し、国家戦略特区、一般社団法人外国人雇用協議会または私に関わる情報提供を行ったことがありますか。もしあれば、いつ誰が接触し、どのような情報提供を行いましたか。

2、森議員が11月7日参議院農水委員会で配布した資料のうち、一般社団法人外国人雇用協議会の登記資料は「10月1日17:42」時点と記載されています。これは、毎日新聞社から私に質問状が送付された翌日です。

・10月1日17:42に、毎日新聞社の役職員が登記資料を取得したことはありますか。

・この資料を森議員に提供しましたか。

3、以上で、森議員への情報提供があった場合、情報提供の目的は何ですか。報道のためですか、あるいは、政治活動に対する支援のためですか。

4、毎日新聞社は、役職員が、取材過程で得られた情報を、特定の政治家や政治勢力に提供し、その活動を支援することを認めていますか。

ご回答は、本質問状の到達から7日以内にお願いします。以上の質問は、送付と同時に公開します。また、ご回答は、当方にて公開いたしますので、その前提でご回答いただきますようお願いいたします。

原 英史

原 英史
1966年生まれ。東京大学卒・シカゴ大学大学院修了。経済産業省などを経て2009年「株式会社政策工房」設立。国家戦略特区ワーキンググループ座長代理、大阪府・市特別顧問などを務める。著書に『岩盤規制 ~誰が成長を阻むのか』(新潮新書)など。

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原 英史
政策工房 代表取締役社長

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