国体でeスポーツ!

国体初のeスポーツ大会。
全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019IBARAKI@つくば市。eFootballウイニングイレブン2020、GRAN TURISMO SPORT、ぷよぷよeスポーツの3種目が開催されました。  

主催は茨城国体実行委員会、日本サッカー協会、日本eスポーツ連合JeSU。
2019年3月から都道府県代表の座をかけた予選が各地で開催され、参加総数は15000人に上りました。
この日も3種目いずれも大変な賑わいでした。 

ウイニングイレブン、通称ウイイレ。
1995年に誕生して以来20年以上の歴史。
48チームでのグループリーグを突破した16チームによって行われる決勝トーナメント。
複数の試合が同時進行する会場、あちこちから大歓声!少年の部では長崎県代表を破って青森県代表が優勝しました。 

昨年のアジア競技大会で公開競技に採用されたeスポーツでは、ウイイレで日本代表のSOFIA(杉村直紀)選手とLeva(相原翼)選手が金メダルを獲得したのは記憶に新しい。

オープンの部決勝は茨城県第1代表と第2代表の茨城決戦となり、Leva相原翼さんを擁する第2代表が4-3で国体の初代王者に輝きました。 

GRAN TURISMO。
国際自動車連盟FIAと提携してモータースポーツを進化させています。
少年の部と一般の部が開催されました。
一般の部は都道府県ごとに代表選手2名1組のチーム戦で、鈴鹿サーキットを10周します。

少年の部は愛知県代表の水野航希さん(17)が優勝。
一般の部は栃木県代表の山中智瑛さん・高橋拓也さんのチームが優勝しました。 

パズルゲームの王道、ぷよぷよ。
小学生の部と一般の部。

一般の部は代表選手48名を地方8ブロック各6名に分けリーグ戦。ビックリするほどの盛り上がり!
小学生の部は九州・沖縄ブロック代表6年生のこいし♪さんが優勝。
プロになりたいそうです! 

同じ色を4つくっつけてぷよを消す。
簡単ルールでシンプル操作。
というふれこみですが、プロたちのバトルは戦略、観察眼、反射神経すさまじく、見ていても進行を理解するのがやっと。
スゲー! 

国体での開催はeスポーツの発展に弾みがつきます。
関係者・参加者のみなさま、おつかれさまでした!


編集部より:このブログは「中村伊知哉氏のブログ」2019年12月12日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はIchiya Nakamuraをご覧ください。