ゴーン氏の悪質さと捜査機関(検察)のリーク体質について

2020年01月09日 11:30

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

微妙に風邪ひきました(37.1°)。年始から色々と消耗してたのかもしれませんので、今日は早めに寝ようと思います…。

が、大きなニュースになっているゴーン氏&トランプ氏(イラン情勢)の記者会見について思ったことを簡単に。

ゴーン氏の悪質さと検察のリーク体質

極めてイリーガルな方法で日本から逃げ出し、自己正当化に努めているゴーン氏は「語るに落ちた」という印象しかありません。弁護する余地は一切ないと思います。

よってゴーン氏の司法批判に組みしたり、一緒くたにして論じるべきではないと思うのですが、一点だけ考えなければならないとすれば「検察(捜査機関)のリーク体質」についてです。

日産サイト、Wikipediaより

ゴーン氏の件はもとより、現在進んでいるIR疑惑などについても、どこからともなく容疑者の態度などが「関係者によると」という談話で報じられ、世論が形成されていきます。

警察や検察の取り調べ・任意聴取における態度は個人情報中の個人情報なはずであり、公益に資すると判断されて公式発表されたもの以外、メディアから平然と流れてくるのは異常です。

本件については、過去にブログでも取り上げました(この時は警察中心の話でしたが、本質は一緒)。

参考過去記事:
捜査機関(警察)の情報リークは、どうして許されるのか?清原和博選手の過熱報道から考える

長期に渡って逮捕勾留され、記者会見などで反論できない状況で捜査機関から一方的にリークが続けば、「推定無罪」であるはずの容疑者はどんどん世論によって追い詰められていくことになります。

ゴーン氏の罪は罪として庇うことなく徹底的に追及するとして、こうした日本の司法情報統制については別途考えていきたいと思ったところです。

トランプ大統領の記者会見とイラン情勢

スレニマーニー司令官暗殺の報復として、イランからイラクにある米国基地に報復ミサイルが発射されました。

これに対してトランプ大統領は記者会見を行い、米国兵士の犠牲者などもなかったことから、今後の対応は抑制的に進む(全面戦争には至らない)ことが予想されます。

トランプ大統領(Gage Skidmore / flickr)、ソレイマニ司令官(Wikipedia)

さて、こうした一連の事態を受けて、日本としては先月に決まった「中東への自衛隊派遣」が議論の俎上に上がっています。

海自中東派遣の閣議決定見直し要求で一致 野党4党(毎日新聞)

いつもの野党メンバーの皆さまは、早々に政府に閣議決定を見直すよう迫ることで一致したようです。

確かに先月に比べて中東情勢が緊迫したことは確かですが、そうしている間にも日本に石油を運ぶためのタンカーの往来は続きます

国際協力の観点もあり、状況が変わったから日本だけイチ抜けしましたという態度では、リスクを取っている原油関係者からも他国からも信頼を得られません。

こうした状況だからこそ、日本の自衛隊が情報収集に努めることの意義も高まったという見方もできるでしょう。

いずれにせよ、最新情報をしっかりと把握・分析し、無責任な批判に終わらない結論と対案を出すべく検討を重ねていきたいと思います。

年明けからものすごいスピードで様々な事態が動いていますが、通常国会は変わらず1月20日スタートの見込みです。

残り限られた時間ではありますが、しっかりと準備をして臨んでいきたいと存じます。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会、地域政党あたらしい党代表)のブログ2020年1月8日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。

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音喜多 駿
参議院議員(東京選挙区、日本維新の会)、地域政党あたらしい党代表

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