私はもう「光の道」をめぐる論争に加わる気はないのですが、きのうの松本さんの記事には私の名前も出てくるので、簡単にコメントしておきます。
松本さんのおっしゃるように、「施設保全費」の実態は関連会社への業務委託費なので、メタルから光にしてもほとんど減らないでしょう。いま年3900億円もかかっているのは中高年社員の人件費だから、彼らが退職すれば減るし、彼らがいる限り光でもメタルでも大して変わらない――これは私が孫社長との「光の道」討論でも説明したことです。やっとわかっていただいたのは喜ばしいことですが、問題はそこから先です。
かりに光でもメタルでも保全費が3900億円だとすると、松本さんのおっしゃるように「労働力を移転」して光に替えても保全費は変わらず、光に置き換える工事費(2兆5000億円)が余分なコストになります。つまり「保全費が減るから工事費が浮く」というソフトバンクの論理は成り立たない。したがって、その節約できるコストで「アクセス回線会社」が大きな利益を出せるという予想も間違いです。
それより節約効果が大きいのは、電話網からIPに変えることです。これは確実に交換機まわりの維持費が減り、必要な工事費は少ないので、大きなコスト削減になります。NTT自身がそう説明しているので、争いはないでしょう。ところが孫社長は、この事実関係を認めながら「IPにするだけではだめで一挙に光化しろ」という。なぜ段階的にやれば容易なことを政治的に困難な方法で一挙にやろうとするのかわからない。
総務省に提出されたNTTの計算でも、ブロードバンドの未提供地域の整備コストは、FTTHだと3兆3000億円ですが、DSLだと600億円です。これを私が紹介すると、孫社長は「メタルの維持費があるから600億円じゃない」とおっしゃいましたが、これは松本さんの記事にも書かれているように誤りです。つまりブロードバンド化するコストはFTTHよりDSLや無線のほうがはるかに安いのです。
長期的にみると、10年ぐらいたったらメタル回線を廃止するときが来るかもしれない。そのとき主要なインフラになるのはおそらく(FTTHよりはるかに安い)高速無線で、光ファイバーはその中継系が主な用途になるでしょう。だからFTTHとメタルのコストを比較するのは無意味なのです。
逆にいうと、メタルのままでもNTTが思い切った人員整理を行なえば、2兆円ぐらい節約することは可能です。回線工事による「労働力の移転」なるものは、NTTの中での人件費のつけかえで、国民経済的には意味がありません。問題は「光かメタルか」ではなく、経営の合理化なのです。
必要なのは物理的なインフラを替えることではなく、NTTの経営を合理化してコストを下げることです。そのためには、FTTHより安いインフラとのプラットフォーム競争で圧力をかけるしかない。ソフトバンク案のように1社独占の国策会社をつくると、日本の通信インフラの進歩は止まるでしょう。
コメント
日頃は理路整然たる池田先生が、この問題になると何故か突然支離滅裂になるのは、「アゴラの七不思議」の一つです。従って、私も、この件では敬愛する先生ともう議論はしたくありませんし、先生も折角USTで孫さんと長時間議論されたのですから、もう終わりにしておかれたら良かったと思うのですが、この様な記事が出てしまうと、私もやはりコメントせざるを得ません。
1)メタルを全廃するとこの保守に必要な人員は不要になります。従って、メタル保全費の方はゼロになるのです。一方、この人員が光の新規敷設工事に従事すれば、その人達のコストは光新設コストの中で吸収され、このコストは既に計算の中に入っていますから、あらためて加算する必要はありません。(これを計算に入れた上で、アクセス会社は中期的に利益が出せると申し上げているのです。)従って、この点では、私やソフトバンクが言っていることが正しいのであり、池田先生の言っている事は算数として単純に間違っています。
2)先生は後段で「NTTが思い切った人員整理をすれば2兆円ぐらい節約できる」と言っておられますが、それでは、「整理された人達はそれぞれに何とか生きていけばよい」とおっしゃるのでしょうか? NTTはそんなことは「できっこない」でしょうし、私もまさかそんなことは提案する積りは全くありません。だからこそ、光への張替え工事を先行させ、この人達の働く場を提供しようと提案しているのです。
<続く>
<続き> 3)交換網をIP網に変えていくのは、世界中の通信業界の常識で、NTTも当然やるでしょうし、KDDIやソフトバンクもやります。長期的にはこれで相当のコストダウンとなりますが、その切り替えのタイミングは、各社が既存設備の償却の進み具合等を勘案しながら決めるでしょう。但し、これは「光の道」の議論の対象である伝送路の問題とは異なるレイヤーの話であり、「交換網をIP網に変えれば伝送路の高速化は必要ない」という事にはなりません。 4)池田先生は、米国のネブラスカ州とか、どこかの広々としたところで、「無線ブロードバンドはFTTHより安上がり」という「天の啓示」を受けられたようなのですが、今後3-4年経った頃の平均的なデータ通信需要を前提にして考えると、既にメタル回線が敷設されている日本の殆どの場所では、この「啓示」は「悪魔の囁き」以上に間違っています。その根拠については、私はもう何度も繰り返し説明して疲れましたので、NTTにおられる先生のご友人方にお聞きください。
「光の道」がなくても導入できる電子教科書をさも「光の道」前提のシステムのように語る
ソフトバンク案はもう検討するレベルにもない。
商売のためとはいえ、声を大きくしても理論的でない主張は相手にされません。
エキスパートに相手にされないのでよく理解していない素人のソフトバンク支持者を
扇動しはじめたところをみるとソフトバンク自身も自覚してると思いますが。
3番さん
電子教科書は光の道を整備しなくても進められるのに、無理やり結びつけているとか何故難癖ばかりつけるのですか?
電子教科書も、光の道の用途の一つに過ぎませんが日本の将来の為に大切な用途です。これはこれで議論を進める必要があるのです。
光の道は、これから発展して行くクラウド社会に必須のインフラです。一番コストを掛けずに一気に整備する方が、
国の成長戦略にもなるし、自然に任せてだらだらと整備するより良い事は明白になっていると思われますが、なぜ光の道に反対なのかわかりません。
ソフトバンクの提案は、NTTグループの団塊の世代に、人生最後の有意義な大仕事を与えて、満足感を感じながら引退できる最善のプランだと思いますよ。
3番さん
エキスパートとは誰ですか? 3番さんご自身がエキスパート? もしそうなら、私の言っているところのどこが「論理的でないか」をご指摘下さい。私の議論のどこが「商売のための議論に過ぎない」かもご指摘下さい。(もうアゴラだけでも数万字は書いていますが、論理なしに数万字を書くのは普通は不可能です。)
NTTグループの方やシンパの方の中には、勿論エキスパートが一杯おられるはずですが、3番さんの言われる通り、これまで、どなたからも一度としてまともな具体的反論がないので、本当に失望しています。反論がないのは何故なのですか? 私の言っていることがプロフエッショナルでないからですか? (もしそうなら、どこがプロフェッショナルでないかをご指摘下さい。) それとも、議論すると負けるからですか?
この件は、NTTやソフトバンクのためにも重要なことではありますが、それ以上に、国のため、国民のために重要な議論です。今度こそ、事が密室の中で決められないように、広く一般の方々の意見を求めるべきは当然のことです。3番さんは、その為の署名運動にケチをつけておられるのでしょうが、そんなことより、真面目に議論に参加してください。
>どなたからも一度としてまともな具体的反論がないので、本当に失望しています。反論がないのは何故なのですか?
いい加減気づきましょうよ、というか実は「そんなことは承知」のうえで書いてるのでしょ?
察するにNTT側としては「現状のFTTH整備体制」で
何の問題もないとのスタンスだと思いますよ。
「現状たいして問題がないのになんで今更時代遅れの国策土管屋をリスクを取って作る必要あるの?」
ということだと思います。ソフトバンクの土俵にあえて乗る必要ないってことです。
私も5年前はFTTHに期待してましたが未だにADSLですし結構満足してます。またWiMaxが室内でもう少し安定すれば乗り換えていいとも思ってます。
要は池田先生の仰る様な「プラットフォーム競争」
だと思います。WiMAXのエリアマップって某社と違って必死に更新してますよ(笑)
そんなに魅力的に安価に出来るビジネスモデルでしたら財務に明るいソフトバンクでしょうから銀行も簡単にお金を貸してくれるでしょうし、どこが
モデル地区でも作って事業を始めて成果を見せてみれば宜しいのでは?
「光の道」の目的はブロードバンドを全世帯に行き渡らせる、ってことと理解します。
手っ取り早く、国費で「有線回線をすべてタダ」にして見ればどうでしょうか?高速道路全部タダよりよっぽど安いでしょう。
どうせ、今だって通話以外はほとんど定額ですし、スカイプ、グ~グる見てると国際通話も将来的にはタダでもいいしょう。
メディアも「それなら有線で配信するか」となればUHFも解放されます。見る方でもBSパラボラの代わりだと思えばに自分で金払ってでも光設置すると思います。(そういう人はそもそも引いてそうですが・・・)
逆にテレビ見ない人、使わない人はタダでも使わないでしょ?家に光が引いてあっても現在契約していない私みたいなのがいるくらいですから。
松下幸之助さんの「水道の水理論」的な考え、どうでしょうか?
松本さん
エキスパートとは、池田さんをはじめ、総務省やタスクフォース、NTTなどの本問題に携わる方々です。
ちなみに論理的でないことを指摘するくらいなら私でも出来ます。
「電子教科書の導入」を第一の目的に検討を始めれば、「光の道」などというキーワードは出てきません。
クラウドに不向きですし、現行のインフラでも十分可能な案がいくらでもあるからです。
「電子教科書」を目的とする手段として「光の道」導入は間違っています。
目的に対する手段が間違っている時点で論理的に破綻しています。
「電子教科書」が需要とならないなら「光の道」を供給する必要もありません。
需要と供給のバランス。
基本的な話です。
松本さんには論理的に「光の道」がないと電子教科書が導入できない理由を説明してもらいたいものです。
izumihigashiさん
光の道がクラウド社会の必須だというなら
アメリカなど世界中の国はクラウド社会になれませんよ。
現実はどうでしょうか?
NTTグループの団塊の世代のために光の道を作るとか
目的を間違っていることに気づいてください。
いっそのことソフトバンクが、FTTH未整備地域に自前でFTTH網を作ってはどうでしょうか。それを電話回線と同額(1400円?)で地域の全世帯に提供するのです。政府には、NTTから強制的に乗り換えさせる法整備だけ頼めばよいでしょう。完成の暁にはNTTに転売すればOK。地域ごとの一括工事も可能なので、SBの「全世帯光試算」と比較してもそれほど割高にはならないでしょう。工事にNTT内部の人員を使わなければ、多くの新規雇用も見込めますよ。
SBの試算が正しければ、極めて現実的な提案だと思いますがどうでしょうか。
9番さん
総トラフィックの増大と言う点にもっと着目しましょうよ。今十分でも、将来は不十分に成るというお話なんですよ。今は殆どクラウドを利用しない人が多い中で、将来は誰もが当たり前の様に膨大なトラフィックを消費するという予測の上に設備投資が必要なんです。
電力に例えるなら、明治時代の電力需要をカバー出来る発電インフラでは平成の世の電力需要は到底カバー出来ないと言った話です。
世界最先端を目指そうという志の問題なんです。日本は競争力が低下しても構いませんか?
「帯域が十分」なんて事がかつてありましたっけ?常に、次々登場するリッチ・コンテンツと回線の増強とのイタチごっこだったように思います。
仮にその「光の道」とやらが国際競争力の増強に繋がると云うのであれば、NTTにリスクを押し付けるのではなくhaha8haさんの仰るように正々堂々国費をつぎ込めば良い。尤も、米国を見ても分かる通り、「光の道」はクラウドコンピューティングの必要条件でもなんでもないですけどね。
「光の道」構想にしがみ付く人達は「国土の均衡ある発展」的な発想自体が時代遅れで非効率的なものであることに気が付かないのでしょうか?
目的を達成する手段も非現実的なもの(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1112)としか思えませんが、それ以前の問題として、目的そのものが時代錯誤で社会的な意義の低いバラマキでしかありません。
殆どの方のコメントには既に私の過去の数十回にわたるアゴラの記事の中で回答されています。そろそろ疲れてきたので、一つ一つのコメントに何回も繰り返していちいちお答えすることはしませんが、お時間があれば是非これらの記事をお読み下さい。その上で私が書いていることに具体的に異論がある場合には、その項目を引用して異論を伝えて頂けると助かります。
「顧みて他を言う」事は極力差し控え、一つ一つの論点を紐付けて論じるのが、議論のあるべき姿であると思います。
但し、行きがかり上、shuuさんのコメント(8番と9番)にはお答えしておきます。
総務省やNTTの方、タスクフォースの構成員の一部はまさしくエキスパートですが、このどなたからも私の論点に対して具体的な反論は聞いたことはありません。(総務省には旧知の方も沢山いますが。)タスクフォースメンバーの方からの質問や異論には孫さんが全て直接答えています。
池田先生は通信関係については私はエキスパートだとは思っていませんが、著名人ですし、親しくもさせて頂いていますので、常に一つ一つ丁寧に勝つ論理的にお答えしています。孫さんもUSTで十分議論させて頂きました。
<続く>
<続き>
次に「電子教科書」の件ですが、私を始めとして誰も「光の道は電子教科書の為だけに必要」とは言っていませんし、「電子教科書の為には光の道が必須条件」とも言っていません。光の道の多くの利活用の「典型例の一つ」として「電子教科書」のことにも言及しているに過ぎません。
小林一三翁は、宝塚という重要な場所を意識して、阪急電車の宝塚線を敷きましたが、宝塚に行く人だけの為に敷いたのでもありませんし、電車がなければ宝塚には誰も行けなかったというわけでもありませんでした。プロジェクトのフィジビリティーというものは、多くの要素が足し合わされて成立するものであり、その一つ一つを丁寧に検証していく必要があるという意味で、「光の道」と「電子教科書」は関連付けられて議論されているのです。
電子教科書が導入された最初の一二年は低速回線でも何とかなるでしょうが、将来「電子教科書」の為に多くの映像コンテンツが作られ、多くの子供達が宿題や自由学習をするために頻繁にアクセスするようになれば、家に光回線がなければ無理です。子供達が喧嘩になったり、仕事で回線を使っているお父さんからしかられたりします。
「FTTHなどその必要が出て来たときに敷けばよい」と言っている人は、「電車の路線などは、その沿線予定地に人が住み始めてから敷けばよいではないか」と言っているようなものです。路線が来なければ人は住み始めませんから、こんな事を言っていれば永久に路線は敷かれず、その地域は発展しません。「将来の展望」を持たない人からは、何も生まれてきません。
<続く>
13番さん
イメージだけで話を誘導してはマズイと思いますよ。国土の均衡ある発展の為の光の道では無いのですよ。まず、一気に短期間で進めたほうがコストが下がる。光の道は、メタル回線の置き換えであり、現在でも固定回線がひかれていない建物は対象外である点。
一気に、一斉に行う事で、光の道ならではのサービスをユニバーサルサービスとする事ができる様に成ること。NTTが腹を括って短期間でメタルから光に置き換えると約束するからメタルを借りて行っているADSLサービス業者は、その借りているメタル回線を明け渡す事に合意出来る事。
一石二鳥にも三鳥にも四鳥にもなる光の道を否定する心根がどうしても理解できません。
<続き>
私は「NTTグループの団塊の世代の人ために光の道を作るべきだ」等と言った覚えはありません。発想の順序は下記のようになっています。
1)インフラと利活用は常に鶏と卵の関係にあるが、インフラを先行させた方が発展は格段に早くなるから、ICTによる経済成長の刺激と国際競争力促進の為には、「光の道」のような政策は有効である。
2)しかし、営利中心で考えざるを得ないNTT(KDDIやソフトバンクでも同じこと)に任せていては、このようなインフラ先行政策の遂行は無理であり、かといって、膨大な税金の投入も望ましくない。
3)「それでは、どんな方法がありうるか」と色々考えたところ、「現在NTTのメタル回線の保守業務に携わっている技術者を、そのまま光回線の敷設業務にまわして、『メタルから光への張替え』を一挙に、前倒しで、計画的にやることが、非常に有望なアイデアであることに気がついた。
エキスパートの皆さんは、この際、抽象的な議論や「顧みて他を言う」が如き議論ばかりされるのではなく、「このアイデアのどこに問題があるか」を真面目に考えていただき、問題点があれば、具体的に、且つ数字で指摘して頂きたくお願いします。
人の悪口ばかり言っていても、何の役にも立ちません。是非とも大きな展望をもって、且つ事業家の視点に立って、国の将来のことを真剣に考えていただければと思います。
「ユニバーサルサービス」という考え方は「国土の均衡ある発展」そのものだと思うのですが・・・。
それに「ユニバーサルサービスとする事ができる様に成ること」と仰いますが、そもそもそれが出来るようになる必要があるのでしょうか?本当に必要なものであるなら、各自治体などが自ら資金を提供して敷設すればいいじゃないでしょうか?それをしないということは、そこまで必要なものではないということです。
「一石二鳥にも三鳥にも四鳥にもなる光の道を否定する心根がどうしても理解できません。」
土建屋が同様のことを言って日本中に無駄に立派な道路を作った挙句どうなったかご存じないのでしょうか?ろくに使われもしないのに、維持費ばかりかかる道路がどれだけあることか。
物事を丁寧に説明しようとする松本さんの姿勢は立派ですが、時折適切では無いと思われる比喩が見受けられます。今回の例で言うなら、鉄道路線を持たずに栄えている都市もあれば鉄道は走っていても衰退する地方もある、と言う事です。建設的な議論が望ましいのは勿論ですが、ここでの松本さんの言いようは何処と無く新幹線や空港の設置を国に強く要望する地方の首長や地元議員を彷彿とさせます。
鉄道の敷設がその地域の発展を必ずしも保証する訳ではない以上、そのリスクを負う者が自らの判断で敷設の是非を決定すべきかと思います。
松本さん
電子教科書のコンテンツは限定的であり、かつ個人で変わる内容ではありません。
学校で定期的にアップデートすれば十分なものですので光の道自体必要ないです。
光の道で便利になるシステムではないのです。
「光の道」とは手段です。
目的が間違っている手段なんて検討にも値しないとご理解ください。
今回は電子教科書について指摘しましたが、電子カルテも同様です。
電子カルテはクレジットカード以上に慎重に扱わねばならない個人情報です。
各家庭で閲覧できるようなシステムには出来ませんので、光の道は必要ありません。
そもそも大容量の情報ではないのでメタル回線で十分対応できます。
ソフトバンクが掲げる「目的」の2大活用が間違っているので、その手段「光の道」は検討する価値がありません。
目的から手段を検討すれば「光の道」は登場しません。「光の道」という手段から無理やり目的を作るから論理が破綻しているのです。(ソフトバンクの目的は別にあるからでしょう)
松本さんの例えで路線が出てきましたが、必要のない高速道路を作るバカな公共事業と同じ発想ですね。実に残念です。
コメントでは光の道に反対の方が多いようですが、みさなん自分の物差しで見て決めていませんか?
これは総務省が現在推進しようとしている国家プロジェクトです。だがいっその事このプロジェクトが出来上がり電子教科書や電子カルテさらには我々の生活に直結した様々なこと(今の段階でははっきり言い切れませんが)たとえばHD動画の配信であったり娯楽や趣味の段階にまで、この技術が応用され始めたら、現在反対している人でも絶対に使うのではないでしょうか、電気炊飯器や掃除機や洗濯機みんな最初は良く思われていませんでした。今では誰もが当たり前に使用していますが。
だけどそんな事を書くとまた反対している人から、精神論的な反対コメントを頂きそうです。
反対なさる人々は、高速道路や公共事業たしかにそれは今までのこの国の歴史を見ても、そう言う風に考えてしまうかもしれませんが、将来20年後位を考えてみて今の延長線上の成長よりも光の道と言うインフラ整備をした方が結果的に良いと私は思います。 松本さん私は応援します。
>>21
> これは総務省が現在推進しようとしている国家プロジェクトです。
「国家プロジェクト」は出さない方が良いですよ、マイナスイメージにしかなりませんw
20年後なら、大都市はFTTH+広帯域無線、過疎地は広帯域無線のみになっているでしょうね。というか、それが実現出来ない国はIT後進国扱いでしょうね。
今(過疎地に)2兆円?を投じてFTTH網を作っても、10年後くらいには(過疎地に)更に速くて便利な無線が普及して誰も(過疎地の)FTTHを使わなくなるだろうという読みです。
ただ、日本にそれが可能かどうかは疑問です。松本氏などは、電波解放や規制緩和が実際に進むかどうか疑問を感じて、”次善の策” 或いは ”既存技術のみの手堅い案” を語っているとも取れます。日本で広帯域無線なんて夢物語だ、という前提に立てば、「光の道」も良いかもしれません。
「将来20年後位を考えてみて」
20年後を考えるならますます光の道は必要ありません。
現在光ファイバーが近くまで来ていないような条件不利地域等は、将来過疎化もしくは人口減少が進むと考えられ、発展する可能性の乏しい地域です。光ファイバーを敷設するだけでそのような地域の過疎化を止められる訳もなく、もし過疎化を阻止しようとするならばさらなる投資や支援が必要になります。そのような支援がなかった場合、過疎化は進行し、せっかく敷設した光ファイバーも使われることなく宝の持ち腐れとなるでしょう。
「イノベーションのためにはインフラ整備が必要」という考え方は否定しません。しかし、人口密集地は既にインフラ整備されており、これ以上国が余計なことをする必要はありません。そして現在光ファイバーが敷設されていない地域は、どう考えても投資に見合ったリターンを期待することが出来ない地域なので投資する価値がありません。
>電子教科書のコンテンツは限定的であり、かつ個人で変わる内容ではありません。
>学校で定期的にアップデートすれば十分なものですので光の道自体必要ないです。
>光の道で便利になるシステムではないのです。
この人は電子教科書を電子書籍か何かと勘違いされているのでしょうか?
今言われている電子教科書とはそんな一昔前のような単純な仕組みのものを指しているのではないと思いますが・・。
それから「メタルで十分だ、光は必要ない」と主張している方は、
全部光に切り替えるのに国費がかかるのかどうかによって
の反対なら意味は分かりますが、
速度が今のままで十分だからという反対はあまりに視野が狭く理解に苦しみます。
私は今と同じADSLの料金で光になるのなら、
ぜひともそうして欲しいと思っていますし、
日本全体で光になればそれを前提とした高度な情報サービスも展開しやすいと思います。
18番さん
>土建屋が同様のことを言って日本中に無駄に立派な道路を作った挙句どうなったかご存じないのでしょうか?ろくに使われもしないのに、維持費ばかりかかる道路がどれだけあることか。
過去の投稿を見る限り、誰も新たに道路を作るなんて言ってないと思いますよ。今使われている道路を将来の需要を見越して利便性のあるものに舗装しなおそうと言っているのだと理解しています。時間をかけてだらだら工事するよりも、期限を決めて一気に作り上げたほうがコストメリットが出るという話だったと思います。
22番さん
過疎地に広帯域無線と言いますが、どうやって実現させるのかがイマイチ分かりません。
電波塔を建てるためには、「土地」、「電気」、「伝送路」の三つがそろわなければなりません。
広帯域無線ということは、無線リソースの有効活用のために、セルラー方式を用い、高速無線以上の速度が出る高速伝送路が必要になるのでは?
例えば、山間部に点在する集落をイメージしてみると、やはりそれぞれの集落に電波塔を建てる必要がありますよね。結局、各家庭とは行かないまでも、FTTHに近い光の道が必要になるのではと思います。このような場所に各通信事業者が光の道を引くことこそ無駄だと思います。
池田さん、松本さん
お二方の光の道の記事をすべて拝見しましたが、
池田さんいう中継回線とは、交換網から電波塔までを指し、アクセス回線とは電波塔からユーザ宅までを指している読み取れます。
また、松本さんのいう中継回線は交換網を指し、アクセス回線とは交換機からユーザ宅を指しているように読み取れましたが如何でしょう?回線の定義が違うから話が噛み合わないのではと思った次第です。
24. monsukejirouさん
>今言われている電子教科書とはそんな一昔前のような単純な仕組みのものを指しているのではないと思いますが・・。
では、どのようなシステムの電子教科書ですか?
松本さんはソリューションの素人のようで、以前はクラウドだと思っていたようですが、孫さんは最近クラウドではない旨の説明をしています。具体的に「今言われている電子教科書」とはどのようなものか説明してみてください。
ちゃんと電子教科書の実現を考えれば光の道がなくても出来るとすぐ理解できるはずです。
ソフトバンクは光の道導入したくて、後から目的として「電子教科書」を掲げました。いかにも全国民に利益がありそうなことなので。ソフトバンクの目的が別にあって、「光の道導入」ありきで考えるから理論が破綻しているのです。
>>25
「土地」「電気」
既存の電柱に載せるくらいで充分、柱上トランスのような感じです。電気は説明不要ですね。
「伝送路」
実際の需要に応じて、銅+IPでも無線リレーでもFTTHでも過疎型ケーブルからの分岐でも衛星でも高々度飛行体でも選べばよいでしょう。重要なのは、将来技術も勘案してライフサイクルコストを最小にしつつ、その時々で必要なパフォーマンスを得ることです。
ついでに書きますが、過疎型ケーブルテレビ網を利用する話が殆ど出てこないのは何故でしょうね。既にかなりFTTHに置換されていますし、たとえ同軸のままでもADSLよりは利用価値がありそうですが。SBの試算でも、考慮されていませんよね。
記事中の指摘の通り、”タダで済むからやった方が良い”というロジックが消えたのは、一歩前進というところでしょうか。何しろ労働移転とやらをする先が”国策会社”なんで。
しかし、”絶対儲かる”と言っている人達がリスクを取ってこういった事業に参入できない状態は改善すべきなのでしょう。メタルは公社時代に引いたものだし、NTTの独占状態(競争が起きている地域はやはり少ない)は中途半端な民営化にあると考えるのが自然ですから。
やっぱり、この話はNTT法の改正に帰結するような気がします。
>>27
どのソリューションもコスト高のように思われますが。
しかもこれをそれぞれの民間通信会社がやれってことを言われてますか?
道路に例えると、各民間会社が各集落向けの専用道路をつくるようなもので、当然どの民間会社も採算がとれないことは明白なのでやらないと思います。
それよりも、どこか一社が広い道路を作って、各車線を他の会社へ貸し出すほうが効率的だし、ユーザにとっても契約する会社を選ぶ選択肢も増え、会社間の競争も活発になるだろうし、何より環境にも良いと思います。
既存の電柱に載せるくらいで充分と言われますが、これって簡単にできることなんでしょうかね?
既存の電柱とはNTTを指していると思われますが、他人の持ち物に自分の物を載せることは結構ハードルが高いと思いますよ。
既存のNTTの電柱の大半は税金で建てられたものです。
国が通信の自由化を推進した以上、公平に使われて然るべきと思いますし、公正な競争あってこそ我々利用者が恩恵を受けると考えます。
色々な意見が出ているのでもう一度だけ。
1)現在は誰でもが車を持っていますから、道路があれば鉄道は不要です。しかし、小林一三さんや五島慶太さんのころは、鉄道を敷いて町を作るのが本命でした。「田園都市」の構想もそこから出ています。従って、これは間違った比喩ではありません。
2)多くの人が政治家が作った「無駄な道路」や「無駄なダム」に「光の道」を重ねて見ていますが、これは甚だしい見当違いです。自民党時代に、「政治家が一声『天の声』をかけると、工事の受注金額の中からX%の上納金が政治家に支払われる仕組み」が確立したので、多くの無駄な土木工事が計画され、国民の税金に寄生する「世界に冠たる土建社会」が出来上がりましたが、「光の道」はこれとは何の関係もありません。
3)「光の道」に反対する人は、既に全ての世帯に「メタルの道」が行き渡っている事実を忘れていませんか? これは永久にメタルなのですか? それとも保守費が高くつく「光とメタルのまだら模様」を永久に続ける積りですか? 「光通信」を時代遅れと呼ぶ、世にも不思議な無線万能論者の皆さんは、一定の通信容量を前提にして、「無線の方が安くつく」という根拠を数字で示してください。
4)電子教科書は、「子供達が自らの興味に導かれて自由にネットサーフィン出来る仕組み」を提供します。数千、数万の教材は、相互に関連付けられる形で、クラウド上に格納されます。
『「田園都市」を作る為に鉄道が必要だ』と云う意見には賛同です。ただ、なぜ全国に遍くそのような鉄道が必要になるのかが全く理解出来ません。
SBには予算やイニシャルコストと云った概念が無いのでしょうか?であれば「保守費のより安い」光に切り替わろうとしない事に対する松本さんの苛立ちも分かるような気がします。
実際には実需(利用者側のニーズ、及びサービス提供者側の設備投資計画等を勘案して)に応じて既存のメタル回線から光や無線に推移して行くものと思われます。
>>29
どうも根本的なところで認識違いがあるようです。
「国策」 で進める場合でも市場原理に任せる場合でも、相乗り出来るハードウェア部分は自然と(或いは強制的に)1社の地域独占になるでしょうね。自分の中では当然の考えだったので、わざわざ書きませんでしたが 「この表現だとこう理解される」 ことが分かって面白いです。
コストは断言出来ません。(挙げた例の衛星以降は半分冗談なので無視して下さい) ただ、Fiber To The Home と 光+無線 の比較は簡単そうです。ユーザー数と不要で済むファイバ長と機器のコストダウン次第ですね。(それ以前に、電波が開放されないと話になりませんが。)
電柱の貸し借りは、NTTや電力会社にとっては日常業務だと思います。特別に考える必要は無いでしょう。無線機器の小型化も進んでいますし、簡単に載りそうだな、と思っただけです。NTTが事業者でNTTの電柱で電灯線が共架なら、安くつきそうですね。
小林一三さんや五島慶太さんも自らのリスクを背負い、鉄道を作りました。
ソフトバンクがしているのはリスクと関係ない立場で、一三さんや五島慶太さんに儲かるから作れとごねているだけです。話になりません。
電子教科書はクラウドではないと孫社長が説明しています。
副社長でありながら電子教科書がいまだにクラウドだと間違って理解しているのは非常に残念です。
先日、NTTが真面目にもソフトバンク案に反論をしました。そろそろソフトバンクは光の道以外の方法で、ソフトバンクの固定事業立て直しを考えたほうが良いでしょう。
コストを下げる為のメタル一斉撤去&光ファイバー一斉敷設。
この理屈が分からない人は居ないでしょう。
私のマンションでは、当初前面道路に光ファイバーが来ても直ぐにサービスインされませんでした。3戸以上申し込みがないと、ラックを置いてくれないのです。一戸の為に光を引いて、また別の機会にまた出張して回線接続し、
なんてコストのだだ漏れですもんね。人件費が一番高いのです。
国策で、今は必要ない!と思っているお宅にまで、メタル回線が引き込まれているお宅は全て光に置き換える工事をする。これは、一番高くつく人件費を効率よく回す究極のコスト削減策です。
ニーズに合わせていたんでは遅いんです。ブロードバンドなど要らないという人は、
そのまま電話を使い続ければいい。ただし、伝送経路は知らない間にメタルから光に置き換わってますよ。これで良いのです。光に換わって文句を言われる筋合いはないのです。
ユーザーに文句を言われない様に進めるのです。
shuuさん
何度同じ事を申し上げたらご理解いただけるのでしょうかねえ。
鉄道は誰がやっても同じ条件ですが、通信アクセス網は建物の中まで既に引き込まれている「管路」を持っているところと、これをもっていないところとでは、採算条件が雲泥の差です。だから、NTTには出来ても、ソフトバンクには出来ないのです。(出来ることならとっくにやっています。)
しかし、NTTでも、余程度胸のある大経営者がいない限りは無理でしょう。だからこそ、国が主導し、支援していかなければならないと申し上げているのです。
NTTがやっと土俵に乗ってきてくれたので、これからやっとまともな議論になります。そのことについては、月曜日のコラム記事をご参照ください。
電子教科書は勿論クラウドがなくてもはじめられますし、当初は当然クラウドとは関係なく始まるでしょう。私が申し上げているのは、将来の発展形です。電子教科書は道具であり、子供達はこの道具を使って、クラウド上にある種々様々な教材に自由にアクセスするようになるという事を申し上げているのです。
通信回線も同じで、当初は「光の道」などなくても、電子教科書は使えます。しかし、やがては、「光の道」のない家の子供達は、不満を訴えるようになるでしょう。
老い先の短い私でさえ、5年先、10年先のことを思い描きながら物事を考えています。是非とも、小さな考えに閉じこまらずに、大きな可能性に思いを馳せて頂き、次世代の人達から「不明」の責任を問われないように心がけてください。
松本さん
鉄道の例えは松本さんが始めたものです。
そもそも鉄道と状況が違うというならご自分の例えが間違っていたということに気づいてください。
>クラウド上にある種々様々な教材に自由にアクセス
どうやら松本さんはクラウド自体理解できていないようですね。クラウドとは何か?クラウドの利点は?このあたりをちゃんと勉強したほうが良いです。クラウド=インターネットくらいしか理解できていないようでは話になりません。
電子教科書自体がいまだ導入されていないのに、将来の発展形のために「光の道」導入ですか?
そんな未来にのため「光の道」なんてさらに必要ないです。無線通信でも現在のFTTHくらいの速度は出せるでしょうし、技術は日々進歩しています。FTTHの時代ではなくてっていますよ。
ソフトバンクがそんな未来のことを考えながらビジネスをしているならNTTがせっせと光の道をつくっていた時期にメタル回線のたたき売りなんてしていないでしょう。
松本さんは5年先、10年先の日本のことを真剣に考えていらっしゃるのに、なぜご自分の会社の契約者のことは全く考えることができないのでしょうか。
ソフトバンクの通信は不安定という不満には全く無視。
ハイスピードエリアのエリアマップの好評はかたくなに拒否。
このような姿勢の方の言う事などまともに信じるわけがないのでは?
>通信アクセス網は建物の中まで既に引き込まれてる「管路」を持っているところと、
>これをもっていないところとでは、採算条件が雲泥の差です。
>だから、NTTには出来ても、ソフトバンクには出来ないのです。
「採算条件が雲泥の差」ってどういうことでしょうか?個人向けではFTTH直接引き込みとかVDSL方式を思いつくのですがNTTとSBとでどこに「雲泥の差」がつくのか想像出来ません。
>是非とも、小さな考えに閉じこまらずに、大きな可能性に思いを馳せて頂き、次世代の人達から
>「不明」の責任を問われないように心がけてください。
「ウチには無理」などとご謙遜せず自称「ブロ-ドバンドのリーディングカンパニー」なのですから自らがリスクを負って「光の道」を推進すれば拍手喝采、五島・小林両氏のように歴史に名を残すと思いますよ。
> 鉄道は誰がやっても同じ条件ですが、通信アクセス網は建物の中まで既に引き込まれている「管路」を持っているところと、これをもっていないところとでは、採算条件が雲泥の差です。だから、NTTには出来ても、ソフトバンクには出来ないのです。(出来ることならとっくにやっています。)
KDDIやケイオプティコムやCATV会社などが通信アクセス網を自ら構築している点はどのように解釈すればよいのでしょうか?
http://www.k-opti.com/statement/statement100422.html
まだ、この議論をされているのですか?
NTTにメリットがあればするだろうし、
なければしないだけの事じゃないんですか。
ある学生時代。
「彼女作れよ。絶対いいって」
「うーん、でも今色々忙しくて」
「合コンしようぜ」
「ああ」
こういう不毛な会話を延々と聞いている気分ですね。
移行については池田さんが仰る通り個人的にはフルIP化がまずは現実的な移行方法だと思います。
重複設備の愚は当のNTTも当然分かっているでしょうが、
フルIPであれば一番危惧されるハード面のリスクと技術者減のリスクに確実にかつ効果的に対応できます。
(現在の光の道のソフトバンク案のように賛否が渦巻くことはないでしょう)
ただフルIP化も関連してユーザ側の機器対応はフル光化にしても大きな課題です。
個人ユーザであれば実質固定電話を使っている家庭も少ないでしょうから、この際解約と言うパターンも想定されますしネットユーザであれば大した問題はありません。
ただ、企業、特に電話交換機を保有しているユーザはここの対応だけでも相当パワーを使うことになると推測します。
第一にNTTが先日の資料でも出していましたが固定で提供中でひかり電話で未対応のサービスは多々あります。
第二に交換機のIP対応も費用が多分に発生します。(保守限界を超えて使っているケースも多いようです)
その費用をどうするのかは中小企業では国の都合、とはなかなかいかないと思います。
第三に企業だと工事も休業時以外まず実施できませんから移行計画立案と合わせて切り替えスピードは上がりにくいことが想定されます。
(切り替え工事も100%確実とは言い切れ無いでしょうし・・・)
一応、個人的にはソフトバンク社が提唱するフル光の内容はは強く疑問に思っている立場ですが、仮に実行するとした上でも検討すべき課題としてはここは結構大事なポイントだと思っています。
コストがかからずにメリットがある、つまりローリスク・ハイリターンが確約されていると主張されるのであればソフトバンクが率先してやればいい。他人にやらせるのはお門違い。
20年先のことなんてどうなるか分からないんだから市場の流れに任せればいい。それとも光ファイバーよりも転送速度が早くて低コストの技術が出来たらまた一括工事ですか?
それにメタルか光かなんて消費者は気にしていないですよ。市場を無視している点は道路と同じです。
必要なものが必要なときに必要なだけあればいい。足るを知ることが重要だと思います。