胡椒(ペッパー)農園の視察で行ってきたモンドルキリは、カンボジアの首都プノンペンから車で7時間もかかる辺境にあります。
このモンドルキリでは、胡椒だけではなく、コーヒーを栽培している農園もあるようです。その地元のコーヒーを使ったカフェ(写真)が街の中心部にありました。このお店だけが妙に都会的で異彩を放っていました。店内でモンドルキリコーヒーを飲んでみたのですが、これが深く香り高いのです。
気に入ったので、コーヒー豆を購入し、帰国してからSHINOBY`S BAR 銀座でお客様に試飲してもらったところ、これも大好評。日本で販売することが出来たら面白いなと思い始めました。
しかし、ちょっと冷静に考えてみれば、カンボジアのコーヒーを日本で販売するというのはかなり無謀であることに気が付きます。
まず、カンボジアコーヒーと聞いて美味しそうと思う人は、ほとんどいないと思います。コーヒーと言えば、アフリカや南米というイメージです。
コーヒーに限らず、農作物は産地のブランドが大切です。お米なら新潟、マンゴーなら宮崎、メロンは夕張というように、わかりやすい産地だと、みんな買ってくれます。
カンボジアのコーヒーと聞いても、恐らく安物イメージで、ブランド化するには膨大な時間とコストがかかるはずです。
しかし、本当に品質が良く美味しければ、他には無いマーケティングの切り口で、ニッチなマーケットを開拓できるかもしれません。例えば、モンドルキリコーヒー農園投資という投資という社会貢献ができる投資を通じて認知度を上げていく。モンドルキリには欧米人のエコツアーの観光客もたくさん来ています。現地の観光ビジネスと組み合わせるという方法もあるかもしれません。
私はコーヒーに関してはまったくの素人。ここまで書いてきたことも、まだ思い付きの段階です。でも、SHINOBY`S BAR 銀座もブログに書いて、多くの方からアドバイスをもらいオープンして、4年目になりました。コーヒーに関して詳しい方がいらしたら、ご意見を頂ければ嬉しいです。
※SHINOBY`S BAR 銀座でモンドルキリコーヒー提供していますのでスタッフにお声掛けください。在庫無くなり次第終了になりますので、お早めに!
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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2018年5月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。