こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
どっちかというと将来世代向けの政策を中心に取り組んでいる私ですが、こんな素敵な企画にお声がけいただき、記事がアップされました。
みんなの介護 特別インタビュー企画「賢人論。」
http://www.minnanokaigo.com/news/special/otokitashun1/
膨大な介護情報を発信する最大手サイトである「みんなの介護」さんの特別企画です。
今回で第8回となる人気コンテンツで、
堀江貴文さん
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田原総一朗さん
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太田光代さん
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猪瀬直樹さん
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乙武洋匡さん
↓
ちきりんさん
↓
やまもといちろうさん
↓
わたし
と大物ばかりが並ぶ中、知名度も実力も3ランクくらい下がる小物がいきなり出てきて大丈夫なんでしょうか…という感じですが。。
前編では得意の(?)シルバーパス事業や情報公開などについて触れつつ、中編以降ではしっかりと介護政策についても語っているはず!たぶん!
写真も格好良く撮っていただいたので、よかったらぜひ御覧くださいませ^^
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そしてこちらのインタビューでご縁ができて、「ニッポンの介護学」というコーナーにも寄稿させていただいています。
世代間闘争は回避不可能?!破綻を避ける唯一の方法は、選挙制度改革にある!
http://www.minnanokaigo.com/news/N93858699/
こちらは完全書き下ろしで4000文字くらいの大作なんですが、人口×投票率で高齢者の影響力が圧倒的に高くなる「シルバーデモクラシー」の現状や問題点と、その解決策として「国民総投票制度(ドメイン制度)」を提示しています。
(画像は記事中より抜粋)
人口においては3割程度の高齢者層が、選挙においては約過半数を占めている現状がおわかりいただけると思います。
残念ながら18歳選挙権が導入されても、この状態はほとんど変わりません。
若年層の投票率向上はもちろん必要ですが、政治教育の効果が出るには長い時間がかかります。
その間に世代間格差や日本の財政危機は、抜き差しならないところまで来てしまうことは想像に難くありません。
そこで私は18歳選挙権や被選挙権年齢の引き下げ以上に、抜本的に選挙制度を改善する
「国民総投票制(ドメイン制度)」
の導入と、この実現を主要政策に掲げる政党の必要性を提唱しています。
これは18歳どころか0歳児から選挙権を付与し、成人するまでの期間は親権者がその投票権を代行するという仕組みです。
これは人口統計学者のポール・ドメイン氏が考案したから「ドメイン制度」と言われており、国民総投票制度は私の造語です。
簡単に言うと、子どもが1人いれば二票、2人いれば三票持っている子育て世代が大量に発生するわけです。将来世代の発言力は飛躍的に高まり、政治家たちは否が応でもそちらに政策的投資を振り分けなければなりません。
大臣になる前のイケイケ(死語)だった河野太郎氏も、18歳選挙権からさらに踏み込んだ議論の必要性に言及しています。
彼がここで提唱しているのは「義務投票」で、実はこれも将来世代にとってはプラスです。
…といったことをかなりの文字量で詳述しておりますので、ぜひともご一読いただければと思います。URL再掲載↓
http://www.minnanokaigo.com/news/N93858699/
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親権者が複数票を持つこの制度を導入するためにはおそらく憲法改正が必要であり、以前にブログ記事で少し言及した際には、
「一人一票は憲法で定められている」
「憲法も知らないのか、この政治家は!」
みたいに結構批判されたんですけど、もちろんそんなことは百も承知です。
そもそも現時点で「一票の格差」によって一人一票なんて成立してませんし、憲法を変えるという発想を柔軟に持てない方が私には不思議です。
世界史上初めて「超高齢化社会」を民主主義制度化で迎える日本は、それに対応するのにふさわしい制度へとアップデートしなければいけません。
この制度については近いうちに、大々的な勉強会なども開催したいと考えています。
若年層はもちろんのこと、世代を超えた多くの皆さまとともに、より大きな選挙制度改革を考えていければと思います。
それでは、また明日。
おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。
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