ウクライナ外務省が、これまでに支援をした国々を紹介する動画の中に、日本が入っていないことが話題になっています。
この動画は、「このような厳しい状況の中、パートナー各社のご協力と揺るぎないご支援に心から感謝しています」と、支援した国々を紹介しています。
アメリカをはじめ31カ国がテロップで流れますが、その中に日本が入っていませんでした。
アンドリー氏はツイッターで「これは!ウクライナ軍最高司令官による、ウクライナを(武器提供等の)軍事支援した国のメッセージですから。だから軍服」と説明しています。
日本では「防弾チョッキは武器じゃない」などと大騒ぎになりましたが、ブルガリアは載っているようです。
2004年からのNATO加盟国で武器製造国のブルガリア、米帝からのプレッシャーに負けず、引き続き防弾チョッキとヘルメットしか送らないことを決定 / NATO member Bulgaria remains on the sidelines as pressure mounts on European nations to send heavy weaponry to Ukraine https://t.co/6ao1r45dKe
— J Sato (@j_sato) April 24, 2022
政府は外務省を通して日本が外された経緯を確認中とのことです。
ウクライナ外務省の感謝ビデオに、支援国の中に日本国無し。これはダメだ。現地の日本大使館を通じてウクライナ外務省に申し入れ中。
今朝の自民党部会でも問題になった https://t.co/Nm08duO65M— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) April 26, 2022
外国政府である以上、日本への認識がまったく違うということは肝に銘じなくてなりません。
「この困難な時期に揺るぎなき支援をしてくれたパートナーに心から感謝します」と、ウクライナ外務省が挙げる32か国の中に日本の名前はない。ロシアの演説時に退席しなかった事なども影響か。昭和天皇をヒトラー&ムッソリーニと共に掲げた事といい、日本への認識が根本的に違う事を肝に銘じておきたい https://t.co/dsqPC7XFQR
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) April 26, 2022
1990年の湾岸戦争では費用135億ドル(当時のレートで約1兆円以上)を支払いましたが、軍事的な援助をしなかったということで、アメリカにもクウェートにも感謝されなかったというトラウマがあります。
ウクライナ政府が感謝している国々の中に「日本」がないと怒っている人が多いが、湾岸戦争の時、日本は多国籍軍に計135億㌦(当時のレートで1兆7500億円)も財政支援したが、「小切手外交」と批判された。戦争している国はやはり軍隊か武器が欲しいということなのだろう。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) April 26, 2022
煽り記事。
ゼレンスキーが一番欲しいの武器。
日本は、武器は嫌だ、防弾チョッキを武器と呼ばないで!という依頼つきの支援。
それで、金の計算だけしろ、か。ひろゆき氏 ウクライナの“世界への感謝動画”日本の名前なしに「2億ドルだと足りないみたい」#Yahooニュースhttps://t.co/qyD2HJSDhO
— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) April 26, 2022
逆に日本はリスク・コントロールができているのではという指摘も。
ウクライナに軍事的に直接支援をしていないことで、日本が感謝されないのはリスク管理が成功している証左、ロシアは危険な隣国なので湾岸戦争とは訳が違う。
その上ウクライナはロシアの戦力を削る戦いをしてくれている。極東の軍事リスクは低下する。したがって、支援国リストで騒ぐべきではない。
— ワタセユウヤ #温泉減税会 (@yuyawatase) April 26, 2022
やっぱり日本政府の日ごろのアピール不足の面は否めないのかもしれません。
ウクライナ政府アカウントが昭和天皇をヒトラーと並べてツイートして訂正したが、残念ながら、海外の大半の人は天皇が選挙で選ばれたヒトラーとは違うことを知らぬ
ローマ教皇に近い立ち位置で実際は司祭であり、王族の様な資産もなく、政治力もないことを知らない
日本は広報が不足している
— めいろま「世界のニュースを日本人は何も知らない3」発売中 (@May_Roma) April 24, 2022
日本は日本人が思っているほどは存在感がないのかもしれません。