「就活セクシズム」がなくなれば希望の会社に入れるようになる?

市民団体が「就活セクシズムをやめて」と訴える署名がいろいろな意味で話題になっています。就活でスカートやパンプスといった服装を強要されることに対する怒りからこのような活動を行っているそうです。

この「就活セクシズム」を改善しようと、団体は、4月に文部科学省に署名約3万3000人分を提出したそうです。これ以外にも就活サイトやスーツ販売大手、大学生協などにも署名を提出しているとのことです。

CHUNYIP WONG/iStock

この先進的な活動に対して、大学や企業は押し付けてないのではないだろうかという指摘や。

規範と差別をごっちゃにしているのではないかという指摘が見られます。

一方で、好きな格好で就活したほうがむしろ企業側も選別しやすいのではないかという見方も。

社会人になれるのか身を案じる声もありますが、いまは多様性が大事な時代のようです。

Atsuko Yamamoto🇯🇵 (@piyococcochan2) on X
男女らしさよりも自分らしくあれば良いと思うし、今どき男はこう女はこう、という面接指導も時代錯誤だけど、それしきのことで家から出られなくなる人が社会人になれるのかい。 「就活セクシズムやめて」就職活動で男女“らしさ”の押しつけ 社会人のマナーやルールに疑問も

一方で、実社会にはほかのセクシズムもあるんじゃないかという指摘も。

茫洋とした社会に対しての怒りは目的がわからなくなりがちです。

しかし、こういったことは気になり始めるとなんでも気になってくるようです。

https://twitter.com/takigare3/status/1553920020136476672

企業にもとばっちりが及んでいます。東京新聞はきっと先進的な取り組みがなされているんだと思います。

しかし、過去を参照すると、今後はほっといても緩くなると思われます。「就活セクシズム」撲滅の日は意外に近いかのもしれません。