市民団体が「就活セクシズムをやめて」と訴える署名がいろいろな意味で話題になっています。就活でスカートやパンプスといった服装を強要されることに対する怒りからこのような活動を行っているそうです。
「就活セクシズムをやめて」と訴える署名が広がっています。
企業側にも変化が生まれています。スカート、パンプス…
就活での「らしさ」なぜ強要するの?
性別を押しつけないで3万3000人署名東京新聞 TOKYO Web https://t.co/dFdAaQpS7G
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) May 27, 2023
この「就活セクシズム」を改善しようと、団体は、4月に文部科学省に署名約3万3000人分を提出したそうです。これ以外にも就活サイトやスーツ販売大手、大学生協などにも署名を提出しているとのことです。
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この先進的な活動に対して、大学や企業は押し付けてないのではないだろうかという指摘や。
大学や企業は押し付けてないのでとんだ迷惑。マナー講師と自分達のせいだよ。
>大学や企業などに「押し付けはやめて」
スカート、パンプス…就活での「らしさ」なぜ強要するの?性別を押しつけないで3万3000人署名 https://t.co/x1VIbPZ9Ov— 戯画兎 (@giga_frog) May 28, 2023
規範と差別をごっちゃにしているのではないかという指摘が見られます。
どんな社会においてもその中で求められる規範は存在する。ある程度それを許容し順応する事が社会で生きるということでもある。文句は結構だが、すべて自分の思い通りにはならない。自分らしさ云々というけど、本当にそれを追求するならなら出家した方がいい。https://t.co/5QUVdkgFMD
— 荒川和久/独身研究家/コラムニスト (@wildriverpeace) May 28, 2023
一方で、好きな格好で就活したほうがむしろ企業側も選別しやすいのではないかという見方も。
好きな格好で就活なさったら。
むしろ企業側もそのほうがわかりやすいかもしれませんし…「就活で男らしさや女らしさを押し付けるのは就活セクシズム!なぜ強要するの?」「性別を押しつけないで!」文科省へ3万3000人分の署名を提出 https://t.co/f8G4wp6v8U
— 橘媛 (@tachibanahime07) May 28, 2023
社会人になれるのか身を案じる声もありますが、いまは多様性が大事な時代のようです。
一方で、実社会にはほかのセクシズムもあるんじゃないかという指摘も。
就活セクシズムもそうだが、入社後の服装で「男性はスーツ着用必須、女性はビジネスカジュアルでOK」てのも疑問。仕事内容も外に出る頻度も同じなのに"男は黙ってスーツ"な風潮、私だったら息苦しいムリ。いきなりは無理でも週1で好きな格好の日とか設けてみたらどうかな〜?って心のギャルが言ってる
— 中田 トモエ (@TOMOENAKATA) January 19, 2021
茫洋とした社会に対しての怒りは目的がわからなくなりがちです。
拳は振り上げてみたものの誰にぶつけたらいいのかわからず困惑してる感が凄い。 → スカート、パンプス…就活での「らしさ」なぜ強要するの?性別を押しつけないで3万3000人署名:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/aLHprv7lSJ
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) May 27, 2023
しかし、こういったことは気になり始めるとなんでも気になってくるようです。
企業にもとばっちりが及んでいます。東京新聞はきっと先進的な取り組みがなされているんだと思います。
#就活セクシズム こういうところから変えていきたい。
元就活生ら、リクルートやAOKIに抗議の署名開始。
「よほどの理由ない限りスカートで勝負していただきたい」左手薬指の指輪は「女子学生には間違いなく損」なのは、就職後の結婚・出産を連想させるためNG? https://t.co/WD8U6E6kki
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) February 27, 2021
しかし、過去を参照すると、今後はほっといても緩くなると思われます。「就活セクシズム」撲滅の日は意外に近いかのもしれません。
フォローしておくと、バブルの頃は意外と自由だったんですよ。売り手市場だったから。其の後に氷河期世代になって超絶買い手市場だったから自然と学生の方が保守化しただけで基準自体は変わってない。たぶん今後はずっと売り手市場なのでほっといてもどんどん緩くなるはず。
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) May 28, 2023