ご近所ワインバー「グラン」でアペリティフ。
奈良の”みむろ杉 木桶菩提酛21”で乾杯。すっきりしているのに奥深く芳醇で力強い。そのままだと、私にはちょっと強すぎるけれど、オソー・イラティと一緒にすると、途端に素晴らしい共鳴で、飲んでは食べ、が止まらない。日本酒とフロマージュのマリアージュは、時々、とんでもなく素敵になる。
この店の大好物パタタ・ブラバス（ソースも含め、ほんと好み）をハフハフ頬張り、ノワゼット香らせた白ハム、生ハムも。ワインは、スイスはヴァレー州の赤。エレガントで繊細、いい感じ。
大人気ワインバー。早い時間とはいえ、満席じゃないのに驚いていたら、みんなテラスでわらわら。
ゆっくり暮れる空はロゼ色。初夏万歳。
編集部より：この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年5月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。
