岸田政権の進める「異次元の少子化対策」の財源について、こども家庭庁は9日、有識者会議を開き、公的医療保険に「支援金」を上乗せする案を示しました。つまりサラリーマンが天引きされる健康保険料が増えるわけです。
少子化対策「支援金」、負担能力に応じ保険料に上乗せ徴収https://t.co/UhYqexjzNm
支援が手薄だった妊娠・出産期から0~2歳の支援策への充当を優先する方針を示した。年内に具体的な制度設計を取りまとめる方針だ
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 9, 2023
予算総額は3.5兆円といわれています。財源としては「後期高齢者まで幅広く負担する医療保険」を増税するというのですが、これって子育て世帯以外には受益なしの負担増ですよね。
「異次元の少子化対策」、財源は医療保険料に上乗せ方針…子育て世帯以外は新たな負担
➡︎既に高齢者医療に回っている現役世代保険料からの多額の支援金・納付金(40%)を子育て支援金に戻してもらうべきだ。これ以上現役世代の保険料を上げるな‼️野党、戦ってくれ‼️ https://t.co/2o9X2j5mzl— 橋下徹 (@hashimoto_lo) November 9, 2023
少子化対策のための「支援金」について、昨日の政府資料に明記された大事な点は、「少子化対策に受益を有する全世代・全経済主体」、「企業とともに高齢者も含めたすべての世代」が子育て世帯を支える仕組みという点。… https://t.co/iCbrP9CidR
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) November 9, 2023
こども家庭庁の長官は加藤鮎子さん。加藤紘一さんの娘という以外には、何の政治的実績もない2代目です。
この人の「全然わからないけどやれって言われたから大臣やってます、で言えって言われたペーパー読んでるだけです」感はすごい。 → 異次元の少子化対策 財源となる「支援金制度」医療保険料に上乗せ案 https://t.co/SlG8WUNErY
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) November 9, 2023
加藤鮎子 こども政策担当大臣:「この新しい分かち合いの仕組みである支援金制度を国民の皆様にどのようにお伝えしていくか」
→シンプルに「国民の皆様のお給料から毎月天引きされている社会保険料の額が増えます」とお伝えされてはいかがでしょうか。 https://t.co/87KMaZqpXg— 青柳仁士 衆議院議員<維新> (@aoyagi_h) November 9, 2023
問題はこの支援金。医療保険は後期高齢者などへの支援金で食い荒らされており、もう保険の体をなしていません。
最悪の方針。現役世代から現役世代への所得移転を「支援金」という名目で行うだけ。実質的な社会保険料の増額であり、徹底的に反対し対案を出していく。世論も大事、立ち上がろう。
>「異次元の少子化対策」、財源は医療保険料に上乗せ方針…子育て世帯以外は新たな負担 :https://t.co/xfvRpL1jNE
— おときた駿(日本維新の会 政調会長・衆議院東京1区支部長) (@otokita) November 9, 2023
医療保険を被保険者とは無関係な少子化対策への「支援金」に流用する。日本の社会保険料は、こういう支援金やら拠出金やらで食いつぶされ、保険原理なんかなくなっている。もう保険という擬制はやめ、「社会保険税」として税務署が徴収したほうがいい。 https://t.co/yWsxACYF8l
— 池田信夫 (@ikedanob) November 9, 2023
社会保険料の増額は増税ですが、サラリーマンは給料の天引きが増えるだけなので気づかない。取りやすいところから取る、というのが政権のねらいでしょう。維新以外の野党が黙っているのも気になります。サラリーマンはここで怒らないと、これから団塊の世代が後期高齢者になると、健康保険料が激増しますよ。