2022年度実施の公立小学校の教員採用試験の競争倍率は2.3倍となりました。4年連続で過去最低を更新しました。
教員の不人気止まらず 公立小の試験倍率、2.3倍で最低https://t.co/mT8h2zHFmP
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) December 25, 2023
全校種の採用倍率も過去最低となりました。
今年度の公立教員採用倍率3.4倍と過去最低 小学校は5年連続でhttps://t.co/I2rai9qki5 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 25, 2023
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教育の危機は国家の危機だという意見が多く見られます。
これ本当に国家の危機だよ https://t.co/aRfH5cZ9fs
— 宇佐美典也(本物) (@usaminoriya) December 25, 2023
また2倍あるという声もありますが、この倍率になると受かってはいけない人も受かっています。
「まだ希望者がおり倍率があるから人手不足とは言わない」と言っていた学者もいた。「かつてなら採用していない人材」を採用せざるを得なくなることが予想できている時点で人手不足である>教員採用試験の倍率 過去最低の3.4倍 なり手不足で「質の高い教員確保」に懸念https://t.co/YOpLUZ0KEV
— 中原淳(なかはらじゅん) (@nakaharajun) December 26, 2023
【悲報】中学校教師「4月に採用されたンゴ、せや!カメラ仕掛けたろw」→4月16日に逮捕 https://t.co/ysfdPKSF4m
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) June 20, 2023
では昔はよかったかと言えばそんなことはありません。
体罰の是非で思い出すのは
小3の頃に宿題を忘れた同級生が
男性教員に拳で殴られて吹き飛んだあと、机に手をついた教員が倒れた同級生にジャンピングフミフミをしていた
ことくらいかな。日常化してたし、女の子も髪引っ張られてぶん投げられてました。
それが俺が生きた昭和の古き良き日常。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) December 27, 2023
一方ですでに教員になった人たちの一部は大変な状況のようです。公務員は日本社会の勝ち組ではなくなってしまったのでしょうか。
「この場から逃げたい」精神疾患で休職の教職員が過去最多の6500人超 https://t.co/w30CTltifr
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) December 22, 2023
雑務に時間を割かねばならなくなった現状を改善すべきだという意見が多く聞かれますが・・・
教員の仕事はしっかりと授業をして生徒の学力を伸ばすこと。「しっかりと授業をして」の部分が軽視され、雑務や部活に時間を割かねばならなくなった現状を改善しないと。授業力のある教員を評価する仕組みが全く無い。
教員採用試験の倍率 過去最低の3.4倍#Yahooニュースhttps://t.co/HslkKtoVrB
— 木村達哉 Tatsuya KIMURA (@KIMUTATSU129) December 25, 2023
しかし、現場改革は書類上では進んでいます。
文科省「教育委員会!ちゃんと学校に負担がないよう配慮しろよ!」
教育委員会「学校長!ちゃんと教員に負担がないよう配慮しろよ!」
校長「皆さんに置かれましては、休める時にしっかり休んで家族サービスにも務めてください(特段何の教務削減も配慮も無し)」
コレやぞ? https://t.co/3d2ez0OGYQ
— 虎津 (@Z7Mv8pyqhdGNa5Y) December 27, 2023
外部労働市場がなく転職ができないのに一方的にトップダウンにしたら職場は地獄になりますが、関係者の意識にそれはのぼっていません。それでも身分保障がいちばん欲しいものだということなのでしょう。
教員が欠員になるのは日本の教育行政が「学校をトップダウン組織にひたすら改組してきたこと」の当然の帰結です。現場の自由裁量権を奪い、こうるさく査定し、大量のブルシットジョブを与えて、あらゆる機会に自尊感情を傷つけておいて「教員のなり手がいない」といまさら驚いてどうする。 https://t.co/EgnFHgIttT
— 内田樹 (@levinassien) December 25, 2023
教育行政は原因がわからないまま対策だけが迷走しています。