画像はイメージ
yamasan/iStock
X（旧Twitter）でこんな投稿が話題になった。
ダメだ、もうフローレンス解約したい。病児保育を前日予約で100%請け負うのが売りで時給と別に月額費払ってるのに全然当たらない。予約開始時刻ぴったりに登録しても抽選外れる。もうフローレンスである意味がない…。
— トイアンナ (@10anj10) January 14, 2024
これに対して僕はこのように引用RTした。
その後更に更新（過小評価していたので、、、）
まずはフローレンスの「病児保育」のHPを見て行こう。
この会社の売りはここにある通り、
当日朝8時迄の依頼で100 %※対応可能
（引用：フローレンスの病児保育）
これに尽きるだろう。
やはり上記ツイートにも多くの人がそうやってコメントしていた。
そのサービスです。100%対応が売りなのに昨年夏から抽選になり、ずっとそのままです。
— トイアンナ (@10anj10) January 14, 2024
打率3割くらいです。ほぼ外れます。
— トイアンナ (@10anj10) January 14, 2024
そして同じように感じていた人からの引用RTなどもあった。
フローレンスのHPを見ていたら「当日朝8時迄の依頼で100 %※対応可能 」の「※」が気になったので調べたらこうだった。
お子さんの急な発熱でも大丈夫。 当日8時までにいただいたご依頼に100％保育スタッフを派遣。ご自宅で1対1でお預かりします。 「フローレンス パンデミックモード」中 感染症の大流行により、ご依頼に対して100％対応を行うことができません。 当面の間の対応率は、70％～90％※と予測しています。 ※全てのご予約に対する対応率
（引用：フローレンス病児保育のHPから）
つまり現在 「パンデミックモード」だということだ。
え？ パンデミック？ だったら月会費を取るのっておかしくない？
サブスクなのにサービスが抽選ってある通用するの？
最近コーヒーなどのサブスクがあるが、実際に契約してコーヒーをもらいに行って「抽選です」と言われたらどう思うだろう。
次にフローレンスの事業報告をみてほしい。
この赤文字に注目してほしい（一枚目は赤文字・二枚目は黄色マーカー）。
つまりこの「病児保育」は、「当日朝8時迄の依頼で100％対応可能」と謳い高い会員費で会員を集めるが、実態は抽選で全く使用できない（使用者からは打率3割と言われている）。
それなのに、病児保育の収益は6億4347万円もある事に、困っている使用者はどう思うだろうか。
それでも高い入会金&月会費&保育料を払っている働く現役世代などの親は、「当日朝8時迄の依頼で100％対応可能」に強いメリットを感じて、多少高くても契約しているのに実態は月額ピンハネビジネスと言われても仕方ないだろう。
ちなみにこのサービスを使用するには・・・
- 入会金こども1人：33000円、3人で99000円
- 月会費（年齢で変更）：5600〜6680円
- 保育料/1H：2750円
- 交通費：1000円
- 契約更新料/年で自動更新：小学生で11000円
これだけのお金がかかる。
仮に子供が2人や3人いる親御さんは「当日朝8時迄の依頼で100％対応可能」で入会したのに、抽選で外れてばかりだったら逆に迷惑だ。
これ件に関してツイートしたらNHK党の末永ゆかり氏からこんな引用RTがあった。
そうなんです。高すぎますが「当日朝8時迄の依頼で100％対応可能」にメリットを感じて入会しているんですよ。
ちなみに以前は、サービスが使用できない時は返金があったみたいですが、今はなくなってどれだけ抽選が外れてもサブスク代金が請求される。
ちなみにこの方はフローレンスの月会費のみで16,280円も払っている。
これって普通ですか？
やばくないですか？
編集部より：この記事は「高橋羚のメディアは報じないXで炎上した社会の闇について。」2024年1月16日の記事を転載させていただきました。
