出口里佐です。
自由が丘に住んでいると、美味しいお菓子やパンのお店、レストランが次々と現れては、消えてしまったり、目まぐるしいです。昨年私がこちらで紹介した、お気に入りのラーメン屋さんが、先日突然閉店していて、寂しい気持ちになりました。それだけ、自由が丘は競争が激しい場所なのでしょう。
今回は、お菓子屋さん、パン屋さんでお気に入りのいくつかを紹介します。
1. 自由が丘 蜂の家
いちご大福、桜のおまんじゅう
和菓子のお店、蜂の家は、昭和25年創業の70年以上続く、和菓子の老舗。自由が丘駅正面ロータリー口改札出て、右手奥、今は工事中のみずほ銀行跡の向かいに、お店は見えます。
熟練の職人さんによる餡が自慢。まゆ最中が看板商品ですが、今回は季節限定の、いちご大福と桜のおまんじゅうを購入してみました。
いちご大福(380円)には、餡と丸ごといちごが2個、生クリーム、それをお餅で包んでいます。お餅は求肥のような軽い食感です。
桜まんじゅうは、紅白(というか、ピンクと白)の2個入りで480円。ほんのりと塩気のある桜の花がちょこんとのっています。自慢の餡が、すっきりした甘さで、緑茶に合ってほっとする美味しさです。
自由が丘本店や東横線沿線などの店舗や他、まゆ最中はオンラインショップもあるので、自慢の餡をぜひお茶受けに召し上がってみてはいかがでしょうか。
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2. 天馬
カレーパン
自由が丘駅南口から左手に出て、50メートルほど、直進した右手にある、カレーとカレーパンのお店。
カレーはイートインも出来ますが、私はカレーパンのテイクアウト専門です。カレー好きの夫は、イートインで食べてきて、うまかった!と話しておりました。
今回は、ピーフカレーパンとエビカレーパンをテイクアウト。レンジでそれぞれ30秒ほど、温めていただきました。カレーは本格的なスパイスを感じる味で、どちらも美味しい。エビはぷりぷりしてました。カレーパンの生地はパンというよりは、揚げピロシキに近い、モチモチ感があり、もっと食べたくなる危険な味わいです。
日本レストランシステム株式会社が母体のブランドの一つで、自由が丘以外に、青山、武蔵小杉、札幌、岡崎にも店舗があるそうです。
自由が丘の街歩きで、少しつかれたら、テイクアウトして、近くの緑道のベンチでいただくのも良さそう。桜が満開の頃、ぜひ。
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3. コム・ン トウキョウ
パン
自由が丘駅の隣、大井町線九品仏駅から左手に出てすぐの交差点の斜め右角にある、パン屋さん。
コムンは、2019年にパンの世界大会、「モンディアル・デュ・パン」で総合優勝されてから、九品仏駅前にお店をオープン。テレビや雑誌で何度も取り上げられて、今でも、平日でも毎日長蛇の列の超人気店です。私が紹介するまでも無いのですが、近所なので、並ぶを避けていたら半年近く行っておりませんでした。今回、たまたま朝9時少し前に通りかかったら、並ばずに入れましたので、こちらの3つのパンを購入しました。
リンゴとクルミ
海水パンツの様なユーモラスなカタチのパン。柔らかく煮たリンゴの角切りとクルミが入っています。焼き立てなので、見た目より柔らかくて食べやすかったです。
フィグノア
セミドライのイチヂクとクルミが入ったハードパン。この組み合わせのパンは、パリのホテルの朝食を思い出します。カフェ・オ・レと一緒に食べたいです。
さつまいもと大豆バターのリュステック
ほんのり甘いさつまいも入りのパン。バターの香り、旨みを感じます。焼き立てで中がしっとり、ふんわり。今回購入した中で、一番お気に入り。
家に帰ってから、3種類とも、7ミリくらいに薄切りにして、少しずつ、コーヒーと共にいただきました。少しでもとても満足感のあるお味です。
コム・ンの店内には、数え切れない種類のパンが並んでいて、目移りして、初めての方はなかなか決められないのではと思います。
今回は無かったので、季節限定かもしれませんが、桜と日本酒の食パンがほのかに甘くて、おすすめです。
並ぶのを覚悟で、お気に入りのパンをお店で選んでみてくださいね。早朝が狙い目です。お隣の浄真寺は桜の名所ですので、並びながらお花見も良いかもしれません。
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