先日民主党大統領候補に正式指名されたカマラ・ハリス副大統領がミネソタ州知事のティム・ワルツ氏が副大統領候補に起用することを発表しました。
民主党副大統領候補のワルツ氏とは? 選ばれたカギは接戦州にあり https://t.co/FaAdJxa8OX
11月の米大統領選に向け、民主党の指名候補のハリス副大統領(59)に伴走する副大統領候補は、全米での知名度がそれほど高くなかったミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)に決まった。
— 朝日新聞国際報道部 (@asahi_kokusai) August 7, 2024
ワルツ氏は副大統領候補の選定が始まる前は全国レベルでは無名でしたが、メディアでの共和党を挑発する言動で知名度を高め、副大統領候補の座を射止めました。
This was the interview that arguably launched Gov. Tim Walz’s VP candidacy, where he debuted the “weird” attack on JD Vance/Republicans that ended up stickingpic.twitter.com/tZoAD56PWO
— bryan metzger (@metzgov) August 6, 2024
これはティム・ウォルツ知事の副大統領候補としてのスタートとなったインタビューであり、彼はJD・ヴァンス/共和党に対する「奇妙な」攻撃を初めて行い、それが最終的に定着した。
ワルツ氏には様々な顔があります。
Tim Walz is a:
– Veteran
– Former teacher
– State championship winning football coach
– Faculty advisor of the first gay-straight alliance at his school
– Gun owner
– Highest-ranking retired enlisted soldier ever to serve in CongressNot to mention has more charisma in his… https://t.co/6esaHLgd9G
— B.W. Carlin (@BaileyCarlin) August 6, 2024
ティム・ウォルツは、
– 退役軍人
– 元教師
– 州選手権優勝のフットボールコーチ
– 学校で最初のゲイ・ストレート同盟の教員顧問
– 銃の所有者
– 議会で務めた退役軍人の中で最高位の人物
ワルツ氏は知事に就任してからリベラル色が強い政策を多く成立させています。
そのことから、民主党の岩盤支持層である労働組合や、バーニー・サンダーズ上院議員のような左派系の人たちから強い支持を得ています。
Some of the policies Walz signed into law in Minnesota:
-Universal school meals
-Stronger labor protections
-Cannabis legalization
-Stronger LGBTQ+ protections
-paid leave/sick
-100% clean energy by 2030
-repro rights
-$1B for housing
-gun safety
-cut child poverty 1/3— Jeremy Slevin (@jeremyslevin) August 6, 2024
ウォルツ知事がミネソタ州で署名して法律化した政策の一部は以下の通り。
– 学校給食の普及
-より強力な労働保護
-大麻合法化
-LGBTQ+保護の強化
-有給休暇/病気休暇
-2030年までに100%クリーンエネルギー
-複製権
-住宅に10億ドル
-銃の安全性
子どもの貧困を1/3削減
.@Tim_Walz is a great asset to @KamalaHarris’ winning campaign & administration.
He is a former public school teacher, football coach, and strong union supporter.
As governor, he delivered for working families in MN. As VP, he will deliver for the working families of the US.
— Bernie Sanders (@BernieSanders) August 6, 2024
ワルツ氏はハリス氏のキャンペーンと運営の成功にとって大きな資産です。
彼は元公立学校の教師であり、フットボールのコーチであり、強力な労働組合支持者でもある。
知事として、彼はミネソタ州の労働者家族のために尽力しました。副大統領として、彼は米国の労働者家族のために尽力します。
しかし、ワルツ氏が左派的な政策を推進したことに対して、米国の保守系言論人や、共和党関係者からは批判が出ています。
Tim Walz signed a bill that lets the State take away ur kids if you d/n/agree to sterilize them & chop off their body parts in the name of “gender affirming care.” So if your 14-yr-old is sad but thinks it’s gender confusion & u object to castrating him, the St takes custody
— Megyn Kelly (@megynkelly) August 6, 2024
ティム・ワルツは、あなたが「性別適合ケア」の名の下に不妊手術や身体の一部の切除に同意しない場合、州があなたの子供を連れ去ることを許可する法案に署名しました。つまり、あなたの14歳の子供が悲しいけれど、それが性別の混乱だと思っていて、あなたが去勢に反対している場合、州は親権を取得します。
Some of the comments raise some good points. I’m probably wrong about this. Historically I think VPs have mattered little but this is might be an election where that rule doesn’t apply. This thing will be decided by razor thin margins in a few key states. Walz isn’t going to help… https://t.co/u7jBXziYK9
— Matt Walsh (@MattWalshBlog) August 6, 2024
コメントの中には、良い点を指摘しているものもある。おそらく私は間違っている。歴史的に見て副大統領はそれほど重要ではなかったと思うが、今回の選挙ではそのルールは当てはまらないかもしれない。この選挙は、いくつかの重要な州でわずかな差で決まるだろう。ワルツはカマラを助けるどころか、彼女を傷つけて状況を変えるかもしれない。彼は本当にひどい。
ワルツ氏には「左派」という色がついており、ハリス氏もカリフォルニア州出身ということで「左派」のイメージが定着していることで、共和党としては叩きやすいコンビがそろったことになります。
ハリスは国境問題と治安悪化、ワルツはBLM暴動と大麻、国境・治安政策に関する問題ありってキャンペーンも行けるなと。
左派が2人揃ったことで様々な打ち手が出てきていると思う。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) August 7, 2024
2020年に全米規模で展開されたブラック・ライブズ・マター(BLM)暴動の発端となったジョージ・フロイド氏が死亡する事件はミネソタ州で起こりました。この時の州知事はワルツ氏が務めており、最大都市がデモ隊による暴動で燃え上がる事態が発生していました。
共和党としては治安悪化を懸念する有権者の票を獲得するため、ワルツ氏が犯罪に甘いとしてこの時の行政能力を厳しく批判していくことでしょう。
This is the image that defines Tim Walz. During the Floyd riots, he allowed a mob of thugs to burn a police station to the ground right in the middle of Minneapolis. Everything you need to know about him can be seen here. A thousand words, as they say. pic.twitter.com/5L0qzCy0d6
— Matt Walsh (@MattWalshBlog) August 6, 2024
これがティム・ウォルツを定義するイメージです。フロイド暴動の際、彼は暴徒集団にミネアポリスのど真ん中にある警察署を焼き払わせました。彼について知る必要があることはすべてここにあります。千の言葉で言うと、まさにその通りです。
This was Minnesota under Gov Tim Walz: pic.twitter.com/6CCbhyOPca
— Libs of TikTok (@libsoftiktok) August 6, 2024
これは、ティム・ウォルツ州知事時代のミネソタ州の話である:
逆に民主党支持者からするとワルツ氏は「近所のおっちゃん」です。「極左知事」と「近所のおっちゃん」のどちらのイメージによってワルツ氏は定義されるのでしょうか?
ミネソタ州知事ティム・ウォルツは、世帯収入に関係なくすべての学生が無料の朝食と昼食を受け取ることを保証する法律に署名しました。
Found this image of Tim Walz holding a piglet pic.twitter.com/CpqGhSsXCF
— Populism Updates (@PopulismUpdates) August 4, 2024