自民総裁選が告示:過去最多の9人が立候補

自民党総裁選挙の立候補受付が党本部で行われ、9人の候補者が届け出を行いました。1972年以降で最多の候補者数となります。

総裁選では、党の信頼回復のための党改革や政治改革、経済・財政政策、物価高対策、子育て支援を含む社会保障政策、人口減少対策や地方活性化策、外交・安全保障政策が争点となる見込みです。

自民党総裁選挙は、国会議員票(367票)と党員・党友票(367票)の合計734票で行われます。党員票の投票は、去年の党費を納めた約105万人に選挙権が与えられています。

過半数を得た候補が新総裁に選出されますが、過半数に達しない場合は上位2人で決選投票が行われます。決選投票では、国会議員票に加え、各都道府県連に1票が割り振られ、党員投票の結果に基づいて決まります。

自民党インスタグラムより

届け出順(抽選)は以下の通りです。

  1. 高市早苗 経済安全保障担当相(63歳)
  2. 小林鷹之 前経済安全保障担当相(49歳)
  3. 林芳正 官房長官(63歳)
  4. 小泉進次郎 元環境相(43歳)
  5. 上川陽子 外相(71歳)
  6. 加藤勝信 元官房長官(68歳)
  7. 河野太郎 デジタル相(61歳)
  8. 石破茂 元幹事長(67歳)
  9. 茂木敏充 幹事長(68歳)

投票は今月27日に行われ、26日までに締め切られた党員票とともにその場で開票されます。