米連邦準備理事会(FRB)は、18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、通常の2倍にあたる0.5%の利下げを決定しました。
米FRB 0.5%の利下げ決定 利下げは4年半ぶり 利下げ幅は通常の2倍 | NHK
https://t.co/MVW8FWH2Lk【🇺🇸ドル円】 -0.75% 140.840円 pic.twitter.com/MyA5eFEwtq
— 世界四季報 (@4ki4) September 18, 2024
これは労働市場の減速リスクを踏まえたもので、FRBの金融政策は4年半ぶりの大きな転換点となります。政策金利は4.75~5.0%に設定され、今後も年内に0.5%の追加利下げが予測されています。
事前に50bpsと予想されたためドル円は大きく下がっていません。
FRBは金利を50bp下げました。事前に50bpsの期待が高まっただけあって、ドル円は大きく下がっていません。 pic.twitter.com/15Sf0SprbS
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) September 18, 2024
日銀が関心を持っていたのが、仮にFRBが0.5%利下げした場合のドル円の反応。いったん1㌦=140円台突入も、先行きはそれほど積極的な利下げにならないとの読みからか、結局142円台に反落。株式市場参加者にとっては「やれやれ」でしょうか。 pic.twitter.com/sBj3MS3ZOI
— 清水功哉(日本経済新聞) (@IsayaShimizu) September 18, 2024
今回のFOMCの声明の変化が注目されています。
「7月分と9月分のFOMC声明文の違いを以下にまとめます。
政策金利の変更:7月31日:
政策金利は 5.25%〜5.50% の範囲で据え置かれました。
9月18日: 政策金利が 4.75%〜5.00% に 0.5%引き下げ られました。インフレに対する認識:
7月31日:…— Shen (@shenmacro) September 18, 2024
「利下げサイクルが始まった」という事実と、「中立金利がパンデミック前よりかなり上昇した可能性がある」というパウエルの見解が気になった。
これは利下げの最終到達地点が、従来よりも高くなったことを示唆する可能性があり、頭の片隅に置いておきたいなぁ。
— Tomo (@Market_Letter_) September 18, 2024
パウエル議長は、雇用の伸びの鈍化と物価抑制への進展を強調し、大幅な利下げは「後手に回らない決意の表れ」と説明しました。2024年末時点の金利見通しは4.4%に引き下げられ、経済の軟着陸を目指す中、今後も政策金利の調整が続く見込みです。
111年にわたるFRBの歴史において利下げは悪いニュースである。典型的な景気サイクルではFRBは景気後退局面で利下げを開始する。実は同じタイミングで主要国に遅れて日本は利上げを開始する。だからこそたとえショックの震源地が欧米でも後手に回っている分、日本が一番景気後退のマイナスが大きくなる pic.twitter.com/rn2YKerHCt
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) September 14, 2024