丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラス2016夏学期は、ゲストに資産運用に関するお仕事をしている経営者の方を招いて、「ここだけの話」が聞けるのがメリットの1つです。今週のゲストは日本財託の創業者で社長の重吉勉さん(写真右)。トム・クルーズと同い年!というのがキャッチフレーズです。
アッという間の1時間の対談でしたが、重要なポイントをカバーしてお話頂き、20年でローンの無いワンルームを3戸手に入れることの重要性を再確認しました。
日本の不動産投資をはじめる上で押さえておくべきポイントは、物件の選択、購入後の管理、そしてファイナンスの方法の3つだと思っています。
物件の選択とは究極的には立地ということになります。建物は経年劣化しますが、不動産の場所は変わりません。環境の変化によって価値の変動はあると思いますが、10年後、20年後も資産性がある場所に物件を持つことが重要だと思います。
そして管理の話は、テナント付けの能力ということになります。日本財託管理サービスが管理する物件の直近の入居率は何と、99.4%。16000戸を超える物件のうち、空室になっているのが、100戸足らずという計算になります。入居率を高水準に維持するためのノウハウが結集されているのです。良い物件を手に入れても管理が不十分なら空室になってしまいます。誰に管理してもらうかは重要な問題です。
3つ目に重要なのは、資金調達の方法です。現金で買うシニアの人も増えていますが、「お金を借りる力」を使って如何に金利差を取りにいくかが、キャッシュフロー決めることになります。借入先もオリックス銀行のような変動低金利ローンに強みを持つ銀行から、借入期間は短いものの固定低金利の調達ができる政策金融公庫まで、選択肢が増えてきました。自分に合った借入方法を知ることは、物件の選択と同じくらい重要です。
朝の講座には、日本財託のA氏(写真左)も駆けつけて、一緒に記念撮影となりました。A氏とは来週末に「A氏とY氏の会 デイタイム編」、「A氏とY氏の会 トワイライト編」の2つのセミナーも予定しています。まだ残席ございますので、3つのポイントについて詳しく知りたい投資初心者・未経験者の方に特にお薦めします。
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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2016年7月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。